明るい環境でも視認性を確保する高輝度照明
大日本印刷株式会社(DNP)は、工場や物流施設、工事現場などの安全対策を強化する新たな照明装置を発表しました。今回発表された「DNP高視認性パターンライト 固定設置タイプ」は、従来品であるポータブルタイプの標準仕様と比較して、輝度を最大約3倍に高めた点が最大の特徴です。

この高い輝度により、これまで光が埋もれがちであった明るい屋内施設においても、ラインや矢印といったパターン光を明瞭に投影できます。作業者や車両を適切に誘導することで、施設内での衝突事故防止など、安全性の向上が期待されています。
Ms.ガジェット寒冷地や特殊環境にも対応する耐久性
本製品は、厳しい環境下での運用も想定した設計となっています。光を投射する部分には、ヒーター機能付きのウインドウをオプションとして搭載可能です。これにより、氷点下の環境となる寒冷地や冷凍倉庫といった場所でも、結露や霜の影響を受けずに安定した投射を維持できます。

また、制御システムとの連携により、遠隔操作やセンサー感知による自動点灯・消灯、調光制御などにも対応しています。これにより、人が常時滞在できない工事現場や、広大な物流センター、滑走路など、多様なシーンでの活用が可能です。
Ms.ガジェット多様なパターンと今後の展開
投影するパターンは、基本的なラインや矢印だけでなく、文字やシンボルなど利用シーンに応じた設計が可能です。施設内での注意喚起や警告メッセージを、床面や壁面に投影することで、周囲へ明確なサインを送ることができます。

主な活用例として以下の用途が挙げられています。
- 道路交通分野における霧や降雪時の誘導表示
- 土木・建設現場における車線誘導や区画線表示
- 工場・物流倉庫での危険箇所明示や歩車分離
- 災害時の避難誘導や駐車場での車両誘導
大日本印刷は、公共工事や施設運営事業者に向けて本製品を展開し、2030年度までに累計50億円の売上を目指すとしています。今後はカラーバリエーションの拡充も計画されており、赤色のカラーを用いた警告表示などの選択肢も検討されています。
Ms.ガジェット| 項目 | 仕様・特徴 |
|---|---|
| 最大輝度 | 従来品比で約3倍 |
| 設置環境 | 氷点下環境(ヒーター機能搭載時) |
| 主な用途 | 誘導、注意喚起、警告表示 |
| 制御機能 | 遠隔操作、センサー連動、調光 |
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