DJI JAPAN株式会社は、Osmo Pocketシリーズについての新たなアプローチを発表しました。これまでの手軽なVlogカメラとしての特徴を維持しつつ、映像表現にこだわるユーザーにも応えられるコンパクトシネマカメラとしての展開を目指しています。
自然な人物描写を追求したポートレート表現
近年の映像制作において、過度なHDR合成や一様な肌補正による画質の均質化が課題となっていました。DJIでは、安易なフィルター表現に依存せず、撮影から映像生成までのプロセス全体で人物を重視した映像設計を行っています。
研究開発チームは、逆光のビーチや夜景などさまざまな環境で検証を重ね、ポートレートカラーおよび肌色再現モデルを構築しました。これにより、不自然な白飛びや赤みを抑え、透明感のある自然なスキントーンを実現しています。
難しい光環境を活かす高度な露出・階調制御
実際の撮影では逆光や夜景など複雑な光源に対応することが求められます。Osmo Pocketでは、新設計の1インチセンサーと17ストップのダイナミックレンジにより、高い階調表現力を確保しています。
また、顔検出情報を露出配分やホワイトバランス制御に反映させています。これにより、強い光源がある夜景でも顔が暗く見えたり色味が崩れたりすることを抑える設計となっています。
この記事でわかること!
Ms.ガジェット動きのあるシーンを支える一貫性エンジニアリング
移動を伴うトラッキング撮影において安定した人物描写を維持するため、Portrait Consistency Engineeringを採用しています。3軸メカニカルジンバルによる物理的な手ブレ補正と、顔・瞳優先の連続オートフォーカスを連携させています。
これにより、動きのある撮影でも人物の露出や肌色、ピントを安定して維持することが可能です。日常の記録から映像作品としての完成度を求める制作まで幅広いニーズに対応しています。
Osmo Pocketシリーズは、誰でも使える手軽さを保ちながら映像表現のクオリティを高め、コンパクトシネマカメラという新しい価値を切り拓いていくとのことです。
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