DJI産業用ドローンが圃場整備事業に貢献
DJI JAPAN 株式会社は、産業用ドローン「DJI Dock 3」を活用した圃場整備事業の事例を公開しました。

事例動画は、HELICAM株式会社(本社:北海道)と地域の4社が共同で実施している圃場整備の現場を追ったものです。共同での運用により、リソース共有、測量(そくりょう)の効率化、そして業務改善を実現しています。
圃場整備の課題とDJI Dock 3の導入
従来の圃場整備では、複数の業者が同時期に工事を進めるため、業者ごとに個別で測量を行う必要がありました。このため、コストや労力、データ品質にばらつきが生じる点が課題とされていました。

これらの課題を解決するため、4社が共同でDJI Dock 3を導入し、これまで操縦士が現地で常駐して行っていた測量を遠隔で自動化しました。これにより、工区の垣根を越えた一元管理が可能となり、大幅な負担軽減に繋がっています。
DJI FlightHub 2による自動測量とクラウド連携
遠隔操作には、DJI FlightHub 2を使用しています。具体的には、自動測量の実施、飛行後のデータ自動アップロード、そしてクラウド上での現場状況確認などが行われています。

DJI FlightHub 2は、ドローンの飛行計画作成やリアルタイムでの監視、データ管理を統合的に行うことができるソフトウェア(ソフト)です。
厳しい環境下でも安定した運用が可能
圃場整備の現場は、寒暖差や強風といった厳しい気象条件にさらされることもあります。しかし、DJI Dock 3はこれらの環境下でも安定した飛行と測量を実現し、現場から高い評価を得ているとのことです。
DJI Dock 3は、ドローンが自動で離着陸・充電・データ転送を行うことができるため、このような過酷な環境下でも効率的な作業を可能にしています。
事例動画の公開
本事例動画では、実際の現場の様子や関係者へのインタビューを通じて、DJI産業用ドローンの活用メリットが分かりやすく紹介されています。
動画は以下のURLから視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=fOC9NaRbCRM
DJIについて
DJIは2006年の創業以来、民生用ドローンとクリエイティブカメラ技術の世界的リーダーとして、常にイノベーションを推進してきました。同社は、人々の夢の実現やプロの映像制作に革新をもたらし続けていると発表しています。
現在は、再生可能エネルギー、農業、公共安全、測量、マッピング、インフラ点検など、幅広い分野で事業を展開し、新たな価値の創造を目指しているとのことです。
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