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Arkhシリーズ
次世代水晶デバイス「Arkhシリーズ」の本格量産を開始
株式会社大真空は、独自の事業戦略である「Arkh構想」に基づき開発された、次世代水晶デバイス「Arkhシリーズ」の本格的な量産を2026年7月より開始しました。
同社は、今後さらなる成長が見込まれる光トランシーバー市場に対し、高周波に対応する水晶発振器「Arkh.2G」を戦略的に供給する方針です。活況な光トランシーバー市場へ本格的に参入することで、市場シェアの拡大を目指すとしています。
Ms.ガジェット生成AIの普及に伴う通信需要の増加に応える、新しいタイミングデバイスの供給開始ですね。
Arkhシリーズの主な特徴と強み
「Arkhシリーズ」は、革新的な構造と製造プロセスを採用しており、高成長市場で求められる要件に対応しています。主な特徴は以下の通りです。
- 高周波・低位相ジッタ対応:Arkh.2G差動出力発振器は、基本波で最大625MHzの高周波に対応し、優れた低位相ジッタ特性を実現しています。
- アライアンスによる展開:ウエハレベルパッケージ(WLP)構造により、KGD(Known Good Die:テスト工程で機能や特性を確認済みで問題のないダイ)保証済みのArkh.3G振動子を他社製品へ容易に組み込めます。
- 材料調達リスクの低減:セラミックパッケージや特定の接着剤、ヘリウムを使用しない製造プロセスにより、材料調達リスクの低減と資源価格変動の影響抑制を図っています。
このほか、金の使用量を低減することで、コスト面での競争優位性を確保しているとのことです。
Ms.ガジェット振動子を他社へ提供するアライアンス戦略は、業界標準化を目指す上で非常に重要な動きとなりそうです。
今後の展開と水晶プラットフォームの構築
大真空は、Arkhシリーズの本格量産化により、高付加価値が見込まれる差動出力発振器を中心に生産を拡大する予定です。今後は車載向けやウェアラブル機器といった新たな市場へも応用領域を広げていくとしています。
市場への直接販売に加え、KGD保証されたArkh.3G振動子を同業他社へ提供するアライアンスを強化します。高性能水晶デバイスを核とした「水晶プラットフォーム」を構築し、タイミングデバイスを容易に導入できるシステムの形成を目指すとのことです。
Arkhシリーズ
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