NTTソノリティが新たな“聞こえ”を提案
NTTソノリティ株式会社は、NTTの音響技術を活用したブランド「cocoe」から、オープンイヤー型集音器「cocoe Ear」とテレビ用Auracast(TM)トランスミッター「cocoe Link」を2026年春に発売予定です。発売に先駆け、2025年12月23日よりクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」でプロジェクトを開始しました。

プロジェクト開始後、短時間で2500名以上の支援者を集め、支援総額は8500万円を超えました。これは、GREEN FUNDINGにおける集音機プロジェクトの支援金額として過去最高記録となります。また、東京都内の「蔦屋家電+」や「SHIBUYA TSUTAYA」、「福岡天神 蔦屋書店」では展示が始まり、全国のドコモショップでは店頭での体験トライアルも実施されています。
“聞こえの変化に気づき始めた人”に向けた製品
「cocoe」は、年齢や生活環境の変化によって「聞こえづらさ」を感じ始める人に向けて開発されました。会話で聞き返す回数が増えたり、テレビの音量を上げると家族に気を遣ったりするなどの小さな違和感を感じている人でも、気軽に利用できることを目指しています。

従来の補聴器に対する抵抗感や心理的なハードルを取り除き、聞こえを矯正するのではなく、日常に負担をかけずに自然に聞こえと向き合うための“最初の選択肢”として、自分らしい毎日を支えることをコンセプトとしています。公式ウェブサイトでは製品紹介動画も公開されています。(https://www.youtube.com/watch?v=xHgZEfEbodk)
高い評価を得ている「cocoe Ear」
ドコモショップで実施された体験アンケートでは、57人のうち93%が「スタッフの説明が聞き取りやすくなった」と回答しています。さらに、96.5%が「説明内容をより理解しやすくなった」と評価しており、耳をふさがない構造でありながら、必要な音だけを自然に補える「cocoe Ear」の特性が体感されていることが伺えます。

使い心地についても96.5%が「良かった」と評価し、75.4%が「自宅でも利用したい」と回答するなど、高い満足度を得ています。日常生活における新しい聞こえサポートの選択肢として、前向きに受け止められている結果と言えるでしょう。
「cocoe Ear」と「cocoe Link」の特長
「cocoe Ear」は、世界初の耳をふさがないオープンイヤー型集音器です。耳をふさがないため、周囲の音を遮断することなく、不足する音だけを低遅延の音声信号処理技術で自然に補います。これにより、会話やテレビ、音楽・動画などを違和感なく楽しむことができます。

片耳約10gの軽量設計で、ボタン一つで集音とイヤホンを切り替えられる直感的な操作性も備えています。専用アプリ「cocoe Connect」を使用することで、集音モードやTVモードの切り替え、音量・音質調整などを簡単に行うことができます。
「cocoe Link」は、テレビの音声を「cocoe Ear」にワイヤレスで送信するためのトランスミッターです。Auracast(TM)に対応しており、テレビと「cocoe Ear」をボタンひとつで接続できます。これにより、家族それぞれが好みの音量でテレビを視聴することが可能になります。
Ms.ガジェット


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