株式会社ビジコムは、免税システム「eあっと免税」のWindows版アプリ最新バージョンを2026年7月22日より提供開始したと発表しました。本バージョンは、2026年11月1日に施行される訪日外国人向けの新たな免税制度「リファンド方式」に対応した仕様となっています。
新免税制度への移行とシステムの特徴
「eあっと免税」は、インターネットに接続できるWindowsパソコンにアプリをインストールして利用できる免税システムです。店舗で使用しているパソコンを活用して導入できるほか、同社のPOSレジ「BCPOS」と連携することで、会計から免税手続きまでを一連の操作で行えるとしています。
また、2026年11月の制度改正に伴う店舗の負担を軽減するため、システム利用料を恒久的に無料に設定しています。新たに免税販売を始める店舗や、現在利用している免税システムからの乗り換えを検討している店舗に対し、新制度への円滑な移行を支援する方針を示しています。
- 新免税制度「リファンド方式」および識別符号に関する設定に対応
- トレーニングモード搭載による事前の運用確認やスタッフ教育の実施
- POSレジ「BCPOS」連携による販売から免税データ作成までのワンストップ化
- 免税システムの月額利用料の無償化によるコスト抑制
Ms.ガジェットインバウンド対応を効率化する機能とハードウェア連携
ディスプレイ表示を切り替えることで、来店客が自身の端末や画面案内を通じて免税手続きに必要な情報を入力できる仕組みを採用しています。画面は5か国語に対応しており、お客様による入力後、店舗スタッフが内容を確認して手続きを完了する流れとなっています。
デジタル庁が提供するウェブサービス「Visit Japan Web」の免税QRコードの読み取りに対応しています。表示される顔写真での本人確認や、QRコードからのパスポート情報取得により、入力作業を減らしてスムーズな免税手続きを支援するとのことです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 対応OS | Windows 11 IoT Enterprise など |
| 対応言語 | 日本語・英語・韓国語・簡体中国語・繁体中国語 |
| 連携機能 | BCPOS連携、Visit Japan Web免税QRコード対応 |
※システムのご利用にはWindowsパソコンが必要です。パスポートリーダーなどの周辺機器は、必要に応じて別途用意する形となっています。
Ms.ガジェット専用ハードウェアと今後の展開
免税業務をより快適に行いたい店舗向けに、パスポートリーダーとレシートプリンターを一体化した10.1インチのミニタッチパソコン「Seav-ME」などのオプションを提供しています。本体底面のパスポートリーダーユニットにパスポートを差し込むことで、国際標準規格に準拠した旅券情報を読み取ることが可能です。
同社は今後、「stera terminal」をはじめとする決済端末版「eあっと免税」についても、リファンド方式への対応を順次進めていく予定としています。店舗環境や運用方法に合わせて選べる免税ソリューションの提供を通じて、免税店の新制度への移行を多角的に支援する方針です。
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