環境配慮とデバイス購入に関する意識調査
Back Market Japan株式会社は、全国の20代から60代の男女1,000名を対象に、スマートフォンやパソコンなどの電子機器に対する環境意識調査を実施しました。調査の結果、日常生活の買い物で「環境への配慮」を意識していると回答した人は36.8%にとどまっています。

一方で、デバイス購入時には「長く使えるものを選びたい」と答えた人が約87%にのぼり、修理やメンテナンスの体制を重視する層も約77%存在することが明らかになりました。生活者は環境意識よりも、デバイスを長く使用することやコストパフォーマンスを優先する傾向があるようです。
Ms.ガジェット製造時の環境負荷に対する認識のギャップ
スマートフォンやパソコンの製造が環境に与える負荷について「知らない」と回答した人は70.2%に達しました。フランスの環境エネルギー管理庁のレポートによると、新品のスマートフォン1台を製造するには、約89,000リットルの水を使用し、約84kgのCO2を排出するとされています。

また、製造過程では約267kgもの原材料採掘が必要となるほか、約200gの電子廃棄物が発生します。デバイスの製造が大きな環境負荷を伴うという事実は、多くの消費者にとって購買判断の基準とはなっていない現状が浮き彫りとなっています。
Ms.ガジェットリファービッシュ品への理解と今後の選択肢
次回のスマートフォン購入について検討したい選択肢を尋ねたところ、「新品」や「最新機種」を希望する人が90.3%を占めました。しかし、リファービッシュ品(整備済製品)の特徴を提示したところ、購入を検討したいと回答した人が約44.6%まで増加しています。

| 項目 | 回答割合 |
|---|---|
| 提示前に検討したい層 | 9.7% |
| 特徴提示後に検討したい層 | 44.6% |
リファービッシュ品は、専門家による検査やクリーニングを経て、すべての機能が正常に作動することを確認された製品です。品質や保証への理解が深まることで、合理的な選択肢として受け入れられる可能性が示唆されています。
Ms.ガジェットドキュメンタリー映画で見る電子廃棄物の実態
Back Marketはアースデイに向け、ケニアのダンドラ地区を記録したドキュメンタリー映画『Dandora: A Fast Tech Story』を公開しました。同地区はアフリカ最大級の廃棄物処理場を抱えており、1日あたり約850トンの廃棄物が持ち込まれています。

- 電子廃棄物の不適切な処理による有害物質の流出
- 防護具なしでの解体作業による健康被害
- 先進国から持ち込まれる中古端末の不法投棄問題
2022年の世界全体の電子廃棄物発生量は6,200万トンを記録しましたが、適切にリサイクルされたのはわずか22.3%にとどまります。この映画は、過剰な生産と消費、そして短期間での買い替えサイクルがもたらす影響を再考するきっかけとして制作されています。
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