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Windows環境でのオーディオ測定がより柔軟に
Audio Precision社が提供する業界標準のオーディオ・テスト・ソフトウェアにおいて、最新バージョンとなる「APx500 v10.0」が発表されました。本バージョンでは、Windows環境におけるオーディオ接続(WASAPI)への対応が大きな強化点となっています。

これまで特定のデジタル規格やUSBデバイスの測定には専用のハードウェアが必要でしたが、新バージョンではWindowsが認識するあらゆるデバイスへ直接アクセスできるようになりました。これにより、測定環境の構築が効率化され、セットアップにかかる時間を大幅に短縮できるとしています。
Ms.ガジェット専用のハードウェアを用意せずに、PC環境で直接測定が行えるようになるのは、現場の効率化に大きく貢献しそうですね。
最大16チャンネルの同時測定と幅広いプロトコルに対応
新たにサポートされたWindows Audio Session API(WASAPI)により、Windows PCに接続されたデバイスをAPx500ソフトウェアの入出力として直接利用可能です。主な特長は以下の通りです。

- 最大16チャンネルまでの同時入出力に対応
- USBヘッドセットやマイク、サウンドカードなどのクローズドループ試験が可能
- A2B、Dante、MILAN、802.11 AVBなどのネットワークプロトコルへ最大16チャンネルまで同時アクセス可能
高額な専用アダプターを導入せずとも、一般的なハードウェアと組み合わせることで業界標準の測定環境を構築できるため、コスト効率の向上も期待されています。
Ms.ガジェットネットワークオーディオの検証がより身近な機材で可能になるのは、開発環境において重要な進歩と言えそうです。
Apple Siliconへの統合と今後の展開
今回のアップデートでは、ARMアーキテクチャへの対応も統合されました。これまではMac環境で専用のインストーラーが必要でしたが、今後は統合されたインストーラーを利用できるようになり、利便性が向上しています。
なお、v10.0よりPSIOモジュールにも対応する予定です。PSIOモジュールの日本国内販売開始に合わせて、当該機能の国内サポートを展開する方針としています。研究開発から製造工程まで、高品質な測定環境を支援するアップデートとなっています。
Ms.ガジェットMacユーザーにとっても利便性が高まるのは嬉しいポイントです。今後のモジュール展開にも注目したいですね。
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