日台連携の技術を基盤に日本市場へ本格参入
台湾の電子設備メーカーであるA-TECHシステム株式会社(以下、A-TECH)は、次世代半導体および先端パッケージング分野において、日本市場への本格参入を発表しました。同社は創業以来30年にわたり、日本の大手装置メーカーと技術協力を進めてきた実績があります。

現在の半導体市場では、AI(人工知能)の普及に伴い、高性能コンピューティング需要が急速に拡大しています。A-TECHは独自のレーザー技術を高度化させることで、極めて微細な回路の修復を可能にしました。これにより、半導体グレードの基板に求められる厳格な品質基準に対応し、歩留まり向上と製造コスト削減を支援するとしています。
Ms.ガジェット高精度なリペアを可能にするレーザー技術
A-TECHは光学、レーザー、画像認識、精密モーションコントロールという4つのコア技術を軸に装置開発を行っています。特にPCB(プリント配線板)リペア装置「STDシリーズ」は、基板の残銅やショートなどの欠陥修復において高い実績を誇ります。

また、先進パッケージングのRDL(再配線層)プロセス向けには、最新の「STD+」を投入しました。同装置の主な特徴は以下の通りです。
- 最先端のハイエンドレーザーによる高精度な修復
- 超短パルスを活用した「非熱加工」特性
- 最小L/S(配線幅/配線間隔)2/2μmの微細回路に対応
Ms.ガジェット難削材加工からODMまで幅広いソリューションを提供
同社はレーザーリペア装置だけでなく、ダイヤモンドワイヤーソー切断装置の自社開発にも成功しています。この装置はシリコンインゴットや石英、精密セラミックスといった難削材・高硬度材の切断に適しており、高い材料利用率を実現します。
事業展開のポイント
A-TECHは単なる装置提供にとどまらず、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)やOEM(相手先ブランドによる製造)の受託開発サービスにも注力しています。概念実証からプロトタイプ開発、量産装置の製造までを一気通貫で提供し、顧客の技術開発パートナーとしての地位確立を目指すとのことです。
Ms.ガジェット
台湾A-TECH、日本市場で半導体・先端パッケージ向け装置展開を本格化
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