RFID導入の課題を解決するキット
株式会社アスタリスクは、自動認識技術ブランド「AsReader」を展開しています。同社は、RFID導入における専門的なハードルを解消し、検証・選定作業の負担を大幅に軽減する「RFIDスターターキット」を新たに提供開始したと発表しました。

近年、RFIDは在庫管理や資産追跡などの分野で、業務効率化の重要なツールとして注目されています。しかし、実際に導入する際には、使用環境に合わせた読み取りテストや、最適な機器・タグの選定など、専門的な知識と時間が必要となるため、多くの企業にとって導入の障壁となっていたそうです。
アスタリスクは、この複雑な導入プロセスを解消し、企業がよりスムーズかつスピーディにRFIDの運用を開始できる環境を提供するため、今回の「RFIDスターターキット」を開発しました。
Ms.ガジェットRFIDスターターキットの内容
「RFIDスターターキット」は、RFID導入に必要な要素をパッケージ化した製品です。これにより、これまで導入前の大きな負担となっていた検証作業や製品選定の手間を大幅に軽減できるとしています。

スターターキットに含まれる主な要素
- A. ハードウェア(機器):実績のあるRFIDリーダーライターなど、基本的な検証に必要な機器
- B. タグ:様々な用途や環境に対応できるよう、複数の種類・材質のRFIDタグ
- C. 読み取り環境構築:アプリも含めて、最適な読み取りを実現するための設定や環境構築に必要な要素
※画面は開発中のアプリです
Ms.ガジェット導入メリット
「RFIDスターターキット」を導入することで、以下の3つのメリットが期待できるとのことです。

導入メリットの詳細
- 1. 検証作業の負担軽減:専門的な知識がなくても、同梱された機器とタグを用いて基本的な読取りテストをすぐに開始できます。
- 2. 迅速な導入開始:複雑な製品選定プロセスを省略し、スピーディなRFID活用のスタートが可能になります。
- 3. 低リスクで導入:本格導入前のPoC(Proof of Concept:概念実証)を低コストかつ効率的に実施できるため、導入失敗のリスクを低減します。
PoCとは、新しい技術や製品が実際に有効かどうかを、小規模な実験を通して検証することです。
Ms.ガジェット今後の展望
アスタリスクは、RFID技術の社会的普及が進む中、「RFIDスターターキット」を軸に新規市場の開拓を進めていくとしています。本キットは顧客の実装負荷を大きく軽減し、RFID活用の裾野拡大に寄与する重要な入口になると考えているそうです。

同社は、単なる機器提供に留まらず、RFIDデータを活用したエコシステム構築を推進し、人手不足や業務効率化といった社会課題の解決に貢献することを目指しています。これにより、持続的な成長と企業価値向上を目指していくとのことです。
Ms.ガジェット株式会社アスタリスク 会社概要
会社名:株式会社アスタリスク

代表者:代表取締役社長 鈴木規之
資本金:983,510千円(2025年5月31日現在)
株式公開市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:6522)
設立:2006年9月
本社:532-0013 大阪市淀川区木川西2丁目2-1
URL:https://www.asx.co.jp (企業サイト)
https://asreader.jp (製品サイト)
事業内容:AsReader事業(製品AsReaderの企画、開発、販売)、システムインテグレーション事業(業務関係のSI事業)
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