自転車バッテリーを有効活用するインバーターが登場
Areti株式会社は、電動アシスト自転車のバッテリーを緊急電源として活用できるインバーター「チャリパワー PRO」を開発しました。同社はCAMPFIREにて、12月25日(木)18:00よりクラウドファンディングを開始したとのことです。

「チャリパワー PRO」は、普段使いの電動アシスト自転車のバッテリーを、停電時などの非常時に活用できる製品です。大容量で安定した電源を、手軽に確保できる点が特徴としています。
バッテリー容量と「チャリパワー」の開発背景
電動アシスト自転車のバッテリー(8.0Ah/25.2V)の電力量は約202Whです。これは一般的なモバイルバッテリー(54,600mAh/3.7V)と同等のエネルギー量とのことです。開発にあたっては、「停電時に自転車のバッテリーを非常用電源として活用できないか」という問題意識があったとされています。

Areti株式会社は、自然災害が多い日本において、防災は日常の延長線上にあるべきだと考え、「チャリパワー」の開発に至ったとしています。初代「チャリパワー」の発売から約1年が経過し、様々な業界から反響があったそうです。
「チャリパワー PRO」の特長
「チャリパワー PRO」は、最大出力が520Wに強化されました。また、マルチケーブルや予備ヒューズが付属しており、より使いやすくなっているとのことです。停電時だけでなく、BCP対策やリモートワーク、アウトドアなど、幅広いシーンでの活用が期待されています。

国内で流通するパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンのバッテリー(リチウムイオン電池)を自動認識し、手動での切り替えは不要です。バッテリーをセットするだけで、誰でも簡単に使用できるシンプルな操作性も追求されています。
BCP対策としてのメリット
「チャリパワー PRO」は、BCP対策として電力確保の課題を抱えている事業者にとって、導入しやすいソリューションとなり得ます。電動アシスト自転車を保有する事業者やご家庭であれば、手軽に導入できる点がメリットとして挙げられます。

大容量のポータブルバッテリーと比較して、日常的に充電する習慣があるため、バッテリー切れの心配が少ないという利点もあります。また、重量が軽く、持ち運びにも便利です。
安全性と機能性への配慮
「チャリパワー」は、防災分野において有益な活用が可能で、安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証されています。電子制御システム(BMS)を搭載したバッテリーの充放電温度を監視し、異常を感知すると保護回路が作動します。

第三者検査機関と自社テストによるダブルチェックで、さまざまな機能性テストも実施済みです。正弦波AC出力(1口)、USB-C(1口)、USB-A(2口)を備えた多ポート設計で、多様な機器に対応可能です。
詳細については、以下のURLで確認できます。
Ms.ガジェット

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