AIデータ株式会社は、USBメモリーやSDカードの表示容量と実際の記録可能容量、読み書きの状態を検査できる無料ツール「DATA119 Media Test」を公開しました。本ツールは、市販のUSBメモリーにおける容量偽装の実態調査に伴い開発されたものです。
AIデータ、USBやSDカードの容量偽装を調べる無料ツール
「DATA119 Media Test」の開発背景
近年、USBメモリーやSDカードにおいて、製品に表示されている容量と実際に保存できる容量が異なる「容量偽装」の被害が確認されています。表示上は大容量に見えても実際の記録領域は小さく、容量を超えて書き込んだデータが消失してしまうトラブルが発生しています。
同社によると、2023年ごろから容量偽装が疑われる記憶媒体のデータ復旧相談が増加していたそうです。このような状況の中、日本経済新聞が実施した調査の受託過程で専用検査ツールが開発されました。そのツールを一般ユーザーや企業でも利用できるように操作方法を整え、無料公開したものが「DATA119 Media Test」となっています。
Ms.ガジェットツールの主な機能と対応環境
「DATA119 Media Test」は、対象メディアに実際のデータを書き込んで読み取ることで、表示容量と実容量の差異や記録不良を判別します。
「DATA119 Media Test」の基本情報
| 項目 | スペック・詳細 |
|---|---|
| 価格 | 無料(登録不要) |
| インストール | 不要(非破壊実行) |
| 対応OS | Windows 10、Windows 11 |
| 検査対象 | USBメモリー、SDカード |
本ツールの主な特徴は以下のとおりです。
- 表示容量と実際の容量差を正確に検査
- 実際のデータ読み書き動作による記録不良のチェック
- 事前登録やインストール作業が不要
面倒なインストール作業が不要なため、ダウンロード後すぐに利用できる構成となっています。
Ms.ガジェット公開後3日間のアクセス実績
2026年7月14日のツール公開後、多くのユーザーがアクセスしました。公開直後の3日間(2026年7月15日〜7月17日)における初動実績が公表されています。
公開3日間の利用実績データ
| 指標 | 実績数値 |
|---|---|
| 総ユーザー数 | 2,765人 |
| 新規ユーザー数 | 2,526人 |
| ZIPダウンロードリンククリック数 | 1,147人 |
| 使い方PDFクリック数 | 957人 |
| いずれかのファイルリンククリック数 | 1,522人 |
※集計期間:2026年7月15日〜17日。Google Analytics 4による計測値です。
公開からわずか3日間で、1,000人以上のユーザーがツール本体のダウンロード用リンクをクリックしたことが示されています。
Ms.ガジェット使用上の注意点とバックアップの必要性
本ツールは対象メディアへ実際にテストデータを書き込む仕組みとなっています。そのため、使用する際には重要な注意点が存在します。
検査を実行すると対象メディア内の既存データは上書き・削除されます。利用前には必ず必要なデータを別の記憶媒体へバックアップする必要があります。
なお、すでにパソコンで認識しない場合や接続が不安定な障害メディアについては本ツールの使用を避け、専門窓口へ相談することが推奨されています。
また、2026年6月26日には総務省から自治体へ容量偽装品の調達状況確認に関する通知が出されており、企業や自治体における納品時検査や配布前確認での活用も見込まれています。
Ms.ガジェットAIデータ、USBやSDカードの容量偽装を調べる無料ツール
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