株式会社アドックインターナショナルは、2026年8月4日に、LINEヤフー株式会社のカスタマーサポート領域において、Salesforce専用設計のテスト自動化ツール『Provar(プロバー)』が採用されたと発表しました。今後、同社は回帰テストの自動化などを通じ、Salesforce運用の品質向上と業務効率化を支援するとしています。
導入の背景とテスト自動化の目的
多くのユーザーが利用するLINEヤフーのカスタマーサポート領域のシステム運用では、年3回のSalesforceメジャーバージョンアップや、月に複数回発生する機能改修に伴うテスト工数の増加が課題となっていました。極めて高い品質要件が求められる一方、これらを手動テストのみでカバーすることには限界が生じています。従来の手動テスト体制では、テスト観点の属人化や調整コストの増大も発生していたとのことです。

こうした課題を解消し、システムの安定性とリリーススピードを両立させるため、このたびProvarのリグレッション(回帰)テストの自動化機能が同社にて採用される運びとなっています。
LINEヤフーのProvar担当者は次のようにコメントしています。
「LINEヤフーではSalesforce運用の高度化に向け、リリース頻度の増加とそれに伴うテスト工数の肥大化が課題となっていました。『Provar』の導入により、テストの属人化とメンテナンス負荷を大幅に軽減し、高速かつ高品質なリリース体制の構築を目指しています」
Ms.ガジェットProvarの主な特徴
Provarは、英Provar Inc.が開発したSalesforce専用設計のテスト自動化ツールです。Salesforceのメタデータ(Salesforceの内部の構造情報)を活用した独自のテスト設計とAI機能により、比類のないレジリエンス(復元力)を発揮し、SalesforceやAgentforce特有の画面構造やバージョンアップ、変更に強いテスト自動化を実現しています。
主な対応検証は以下の通りとなっています。
- 回帰テスト
- E2Eテスト
- 権限別テスト
- 外部システム連携を含む業務シナリオの検証
同ツールを活用することで、Salesforce開発や運用における品質保証を幅広く支援するとのことです。
Ms.ガジェット今後の展望
今後株式会社アドックインターナショナルは、Provarによるテスト自動化基盤の構築支援にとどまらず、LINEヤフーカスタマーサポート領域内へのスキルトランスファーを通じた伴走支援を継続する方針です。これにより、Salesforce運用のさらなる品質向上を継続的に支援していくとのことです。
株式会社アドックインターナショナルは、通信やIT分野におけるシステム開発、ネットワーク構築、品質保証、テスト自動化支援などを展開しており、『Provar』の国内総代理店およびSalesforce AppExchange認定コンサルタントとして、PoC(概念実証)から自動化の導入、教育、運用まで一貫した支援を提供しています。
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