アドビ株式会社は、2026年7月30日に米国や日本を含む8カ国のSNSクリエイターを対象に実施した調査結果をまとめた「2026年版クリエイターツールキットレポート」より、日本の調査結果を発表しました。デジタルプラットフォーム上で月に複数回コンテンツを作成し収入を得ている個人を対象としています。
日本のクリエイターにおけるクリエイティブAIの利用実態
調査によると、日本のクリエイターの64%がコンテンツ制作にクリエイティブAIを活用していることが分かっています。そのうち63%が「自身の仕事にすでに組み込まれている、または積極的に活用している」と回答しています。
また、クリエイティブAIを利用している人の81%がビジネスやフォロワー基盤の成長が加速したと回答しています。さらに、52%がクリエイターとしての自信が高まったとしており、創作活動を支える基盤として定着し始めています。
Ms.ガジェットクリエイターならではの視点と判断の重要性
AIを活用したコンテンツが広く普及する一方で、87%のクリエイターが創造的な感性や美意識といった個性はAIでは完全には再現できないと回答しています。独自の視点やセンスの価値がこれまで以上に重視されている状況です。
また、86%が最終的なクリエイティブ上の判断は常に自分自身に残るべきだと回答しています。日本では、AI出力の精度を全面的に信頼していると答えた割合が18%にとどまり、ディテールへのこだわりを自身で作業する傾向がみられます。
Ms.ガジェットエージェント型AIに対する意識と今後の展望
エージェント型AIについては、55%が実際に利用したことがないと回答しており、普及や活用はまだ発展途上にあります。多くのクリエイターは、AIエージェントに自律性を持たせるための安心材料として、コントロール性や透明性を求めています。
エージェントによって生まれた時間の使い道としては、新しい創作スキルを学ぶことや、より高度なアイデアやディレクションに時間を使いたいという回答が挙げられています。日常的な作業を委ねることで、本質的な創作活動をさらに深める時間を求めていることが示されています。
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