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ナイスモバイル、教育機関に電子黒板100台寄贈

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目次

教育機関への電子黒板寄贈と調査結果

ITで会議DXを支援するナイスモバイル株式会社は、MAXHUB「All in One Meeting Board V6 CFシリーズ」(以下、ミーティングボード)の営業活動に使用していたデモ機をメンテナンスし、全国の小学校から大学、教育委員会等の教育機関に計100台寄贈を実施しました。

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2024年11月から順次寄贈し、設置から3か月が経過した時点での活用状況や、GIGAスクール構想(全国の小中学校で1人1台端末と高速ネットワーク環境を整備する構想)の現状を把握するため、寄贈先を対象にアンケート調査を実施しました。

調査の結果、回答のあった71件のうち、ミーティングボードを授業で活用していると回答のあった64の教育機関のうち40件が「教育活動の環境が良くなった」と回答しました。また、「良くならなかった」とする否定的評価は0件でした。

GIGAスクール構想の進展と課題

2019年に文部科学省が打ち出したGIGAスクール構想から6年が経過し、日本の教育現場では1人1台端末や大型提示装置(電子黒板をはじめ、PC等の画面に表示した資料や写真等を投影するモニターやプロジェクターが含まれる)等の基盤整備が進んでいます。

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普通教室での大型提示装置の整備率は2025年3月1日時点で91.0%に達しています。しかし、整備が進んだことで、教育現場からは「大型提示装置は整備されているが、十分に活用されていない」「機器ごとに操作や接続方法が異なり、授業準備や切り替えが負担になっている」「予算や調達条件の制約から、現場ニーズと合致しない機器が導入されている」といった課題が多く聞かれるようになっています。

2025年前後は、GIGAスクール構想の次のフェーズ「NEXT GIGA」への移行期であり、単なる更新ではなく、利活用の質そのものが問われる局面を迎えています。ナイスモバイルは、授業や校務に必要な機能を1台に集約したミーティングボードを教育機関に寄贈することで、教員等の運用負荷を軽減し、より実践的で効果的な教育の活用につなげていただきたいと考えています。

アンケート調査の背景と概要

教育を取り巻く議論では、整備率や導入台数が注目されがちですが、本当に重要なのは「現場で無理なく使われているか」「教育活動の改善につながっているか」という実態です。そこで、本寄贈では、導入直後の印象ではなく、実際に一定期間使用した後の評価や、現在教育機関が抱える課題を把握するため、各寄贈先において設置から3か月後を目安にアンケート調査を実施しました。

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調査対象は、ミーティングボード寄贈先の学校・大学・教育委員会等の教育機関です。回答数は71件で、調査方法はオンラインアンケート、調査時期は2025年3月31日~10月27日でした。

寄贈後3か月で見えた実態

多くの教育現場では、既に大型提示装置が整備されているにもかかわらず、十分に利活用されていないという声が上がっています。そのような状況下で、導入後わずか3か月という短期間で「良くならなかった」とする否定的評価が一切なく、約62%が「環境が改善した」と回答したことは、ミーティングボードが備える直感的な操作性や、カメラ・マイク・スピーカー・Windows OSが1つにまとまっている点が、現場のニーズに合致していた結果と考えられます。

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調査では、今後の教育活用に対する意識も明らかになりました。回答のあった71教育機関のうち約68%が「教育を活用した先進的な取り組みを行いたい」と回答し、約62%が「大学や企業とオンラインで連携し、学びの機会を広げる取り組みに興味がある」と回答しました。

これらの結果から、教育現場では活用が一定程度定着し、探究学習やSTEAM教育(科学、技術、工学、芸術、数学を統合的に学ぶ教育)や産学連携といった次の教育展開を見据える段階に入りつつあると考えられます。

オンライン活用の現状と課題

回答のあった71教育機関のうち約66%がオンライン会議を実施し、約55%がオンライン授業を実施しています。オンライン活用は進んでいる一方、授業での本格的な活用は定着途上です。

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具体的な課題に対する設問では、オンライン会議・授業を問わず「準備や片付けに時間がかかる」という運用上の手間や、「カメラ・マイク・スピーカーの性能に課題がある」という現場ニーズと合致しない機器が導入されていることが首位となりました。NEXT GIGA期におけるさらなる環境整備や、運用支援の重要性が改めて浮き彫りになったと考えています。

また、現在使用されている大型提示装置の種類に関する調査から、普通教室・特別教室を問わず、比較的安価なプロジェクターやディスプレイが多く導入されているという結果も明らかになりました。

現在使用している大型提示装置に関する課題については、「スタンドや設置場所の制約で移動ができない」「画面サイズや解像度が授業に適していない」「外付け機器の故障が多い」といった回答が多く、多くの教育現場で現場ニーズと合致しない機器が導入されており、何らかの使いづらさや運用上の課題を感じていることが明らかとなりました。

Ms.ガジェット
調査結果から、電子黒板の導入は教育環境の改善に繋がる可能性が示唆されました。今後の教育現場での活用が期待されますね!
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