近年InstagramやtiktokなどSNSで自分で動画を撮影して投稿するのが一般的となってきました。
もちろん最近のスマホの能力向上などもあって良い映像を撮りやすくなりましたがまだまだブレが出てきてしまったりうまく動画が撮れないという人も多いと思います。
皆さんはそんなときに大活躍する「スマホジンバル」というものをご存じでしょうか?
スマホジンバルとは
簡単にいうと、スマホジンバルとはスマホでの映像撮影時にブレを無くしてくれる高性能な撮影棒です。
ジンバルがあれば移動撮影時にも、ただ持っているだけで滑らかな映像撮影が可能になります。
具体的な場面を挙げると旅行先の景色を動画で撮る時、歩きながら街の風景を撮る時など歩いていてどうしても揺れや傾きが発生しまうときなどにこのスマホジンバルが活躍します。
最近のスマホの手ブレ補正は素晴らしいですが、それでもジンバルを使うと使わないでは圧倒的な差が生まれます。
ということで今回はおすすめのスマホジンバル『hohem iSteady X2』をご紹介していこうと思います。
- 圧倒的手ブレ補正
- 専用リモコンでの操作が可能
- アプリで操作できる様々な撮影機能
- ボタンと機能が多すぎてわかりにくい
- ジンバルにスマホを挟むときにたまに干渉する
- アプリの会員登録が面倒
hohem iSteady X2の基本情報
スペック
ジンバル構造 | 三軸防振 | サイズ | 179×79×39mm |
最大荷重 | 280g | 重量 | 約260g |
駆動時間 | 10時間 | バッテリー容量 | 2800mAh |
装着可能なスマホ幅 | 55mm〜90mm | 充電端子 | typeC |
装着可能なスマホの厚さ | 〜11mm | Bluetooth | Ver.4.0 |
可動域 | |
---|---|
チルト | -30度~+30度 |
ロール | 320度 |
パン | 320度 |
ジンバルには二軸ジンバルと呼ばれるものや三軸ジンバルと呼ばれるものがあります。説明すると二軸ジンバルは2方向の揺れに対応でき、チルト(縦)とロール(回転)の動きを制御することが可能です。
一方、三軸ジンバルは3方向の揺れを対応でき、チルト(縦)とロール(回転)に加えてパン(横)の動きに対応できるため、二軸ジンバルよりもブレのない映像を撮ることが可能となります。
スマホジンバルを選ぶときは出来るだけ三軸ジンバルのものを選んだ方がより効果を実感できます。
『hohem iSteady X2』は三軸ジンバルなので強力な補正力を期待できます。
また、最大荷重や装着可能なスマホの幅、厚さも問題なく最新のiPhoneで一番大きい『iPhone13 pro max』でも対応可能です。
ただ、ケースやアクセサリーを着けたら装着不可になる可能性もあるので注意が必要です。
恐らく、普通のケースなら基本大丈夫だとは思いますが、特殊なケースを着けている方は特にご注意ください。
同梱物
- 本体
- リモコン
- ミニ三脚スタンド
- typeCケーブル
- 専用ポーチ
- ストラップ
- マニュアル
マニュアルは日本語に対応していました。
外観
実際の使用感
映像
歩きながら撮影したり、走ってみたりしても滑らかな動画撮影がすることが出来ました。手ぶれ補正は本当に強力です!
スマホの手ぶれ補正ではブレブレで撮れない走りながらの撮影、ちょっとしたアクションシーンなどもブレずに迫力のある映像を撮ることが出来ると感じます。
また、いろんな撮影モードやパノラマビデオなどのフィルターが充実していて撮影をしていて楽しいと感じました。これらを有効活用すれば手ではできない動かし方の撮影なども可能になってくるのではないでしょうか。
ただ、スマホをジンバルに挟む時にスマホの電源ボタン、音量ボタン、スマホケースがたまに干渉します。調節すれば大丈夫でしたが相性の悪いスマホだともしかしたら使えない可能性もあるかもしれません。
リモコン
リモコンの有無は本当に大きな差だと感じました。あるだけで出来ることが大幅に変わって来ます。自分自身を撮影したり、ある特定の場所からリモートで操作出来るっていうのは結構大きいと思います。
遅延は多少ありますが強く気になるほどではありません。
ボタン
リモコンもですがボタンの操作の種類が多すぎる気がします。機能が沢山あるからか、ボタン操作は複雑です。
具体例を出すと
電源ボタン | |
1回押し | 横撮りと縦撮りモードの切り替え |
2回押し | ジンバルが初期位置に戻る |
3回押し | 自動回転 |
5回押し | 自動キャリブレーション |
7回押し | リモコンのペアリング |
とこういった感じでかなり複雑です。
ジンバルの設定、操作はこのあと紹介する専用アプリを用いることをおすすめします。
専用アプリ
ジンバル使用時には、この専用アプリを入れる必要があります。まず会員登録をしなければいけないのでとても面倒くさかったです。
様々な設定をこのアプリからいじれます。やはり多機能なのでボタンで細かいところまで設定するのは無理があります。
また、アプリでは様々なフィルターを設定でき、映画のように被写体の大きさはそのままに、背景を引くことができるヒッチコックモードや、パノラマビデオ、タイムラプス、スローモーション、早回し撮影など数種類のフィルター撮影があります。
さらに、特定のジェスチャー認識して撮影を開始してくれるジェスチャー撮影機能やターゲットのオブジェクトを認識して追跡して撮影してくれるターゲット追跡機能、被写体が動いても顔の位置を正確に追跡してくれる顔追跡機能などもアプリにて設定できます。
まとめ
- 圧倒的手ブレ補正
- 専用リモコンでの操作が可能
- アプリで操作できる様々な撮影機能
- ボタンと機能が多すぎてわかりにくい
- ジンバルにスマホを挟むときにたまに干渉する
- アプリの会員登録が面倒
想像より手ブレ補正力が強くて驚きました。街中で歩きながら撮影する人は必須でしょう。
また、持ち運び用のポーチが付属しており軽量なことも嬉しい点です。
これを使いこなせば今までの数段上の映像を撮れるでしょう。
よく撮影する人は持っていて損はないと思います。
スマホジンバルの中でもかなり高いコストパフォーマンスを発揮しているように感じます。
こんな人におすすめ
- 手頃に良い映像を撮りたい人
- コスパの良いジンバルが欲しい人
- 今までジンバルを試したことがない人
- よく撮影する人
最後までお読みいただきありがとうございました!
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