近年競争の激しい完全ワイヤレスイヤホン。
もちろんハイエンドクラスのイヤホンは進化し続けていますがミドルクラスのイヤホンの成長には目を見張るものがあります。
今回レビューするイヤホン『EarFun Air S』は6000円台でノイズキャンセリングはもちろん、マルチポイントにも対応しているすごいコスパのイヤホンです。
コスパの求められるミドルクラスのイヤホンの中でも頭一つ飛び抜けたものがあると使用して強く感じました。
今回はそんなEarFunのコスパ最強イヤホン『EarFun Air S』のどんなところが良いのか、どんなところがいまいちなのか徹底的にレビューしていこうと思います!
- 7000円台と安い、コスパが良い
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- 外音取り込み対応
- マルチポイント接続対応
- aptX対応
- ワイヤレス充電対応
- タッチセンサーが過敏すぎる
EarFun Air Sの基本情報
スペック
コーデック | SBC / AAC / aptX | カラー | ホワイト/ブラック |
Bluetooth | 5.2 | 防水規格 | IPX5 |
重量 | 約52g | 充電ケース込み:実際の重量 | (片耳):5.0g (当サイト調べ) 充電ケース込み:53.5 g (当サイト調べ) | イヤホン本体
最大再生時間 | ・ (イヤホン本体のみ) / 最大30時間 (充電ケース使用時) ・ノイズキャンセリングモード:最大5時間 (イヤホン本体のみ)/ 最大25時間 (充電ケース使用時) | 通常モード:最大6時間充電時間 | (イヤホン) / 2時間 (充電ケース※USB-Cケーブル使用時) / 3.5時間 (充電ケース※ワイヤレス充電使用時) | 1時間
サイズ | 充電ケース:56mm×65mm×31mm | 充電端子 | USB Type-C / ワイヤレス充電 |
ノイズキャンセリング | |
---|---|
外音取り込み | |
マルチポイント | |
自動装着検出 | |
ゲームモード |
自動装着検出は対応していないので注意が必要です
個人的には自動装着検出は邪魔だと感じることが多いです、、、
僕は対応して無くて逆にありがたいです(笑)
- 7000円台と安い、コスパが良い
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- 外音取り込み対応
- この値段でマルチポイント接続対応
- aptX対応
- IPX5と高い防水性
- ワイヤレス充電対応
イヤホンの選び方やIPXとはなにか、Bluetoothのバージョンなどについてをこちらの記事で詳しく解説しています
EarFun Air Sの同梱物
- 本体(イヤーピースM装着済み)
- 充電ケース(ワイヤレス充電対応)
- イヤーチップ(XS,S,L)
- USB-A to USB-Cケーブル
- クリーニング棒
- 取扱説明書類
EarFun Air Sの外観
若干ピンクベージュに近いホワイトでした。
可愛らしくていいですよね!
実際の使用感
音質…低音強め。ややドンシャリ型。値段を考えるとかなり良い。
見出しにも書きましたが『EarFun Air S』を使ってみてまず思ったのは低音がかなり強いなという点です。
全体的に聴いてみて、音の傾向はやはりドンシャリ型、低音強めで高音は低音と比べるとそこまで強くはないです。
音の解像度は値段にしてはイイ感じで不自然なサウンドでは全くありません。
端的にまとめると決して安っぽい音では無く、低音の迫力が特徴的といった感じです
低音好きな方にはかなりおすすめ出来るイヤホンだと感じます。
逆にポップスが好きな方、特にボーカルにフォーカスして曲を聞く方はこのあと説明しますがアプリでイコライザーを設定することをおすすめします!
aptX対応!
皆さんはAndroidのスマホを使っているなら対応していたいコーデック、aptXをご存知ですか?
コーデック | 特徴 |
---|---|
SBC | 音質も遅延も良くも悪くも無く標準的。 | 一番標準のコーデック。基本的に全ての端末が対応している。
AAC | SBCより遅延が少なく音質が高い。 | iPhoneなどApple製品でよく使われている。Androidでも8.0以上なら基本対応している。
aptX | 主にAndroidで採用されている。SBC、AACより遅延が少なく音質が高い。 |
aptX LL | 音質はaptXと同等だが遅延は0.04秒未満と超低遅延を実現している。 | LLはLow Latencyの略。aptXより更に低遅延となっている。
aptX HD | ハイレゾ相当の高音質を再生可能。aptXより若干遅延する。 |
aptX Adaptive | 固定ビットレートから可変ビットレートに変更したことでより処理が安定し低遅延が実現した。 | aptX HDを安定化、低遅延化したコーデック。
LDAC | Androidでも8.0以上なら基本対応している。 音質優先、接続優先モードなど3種類の音質モードに切り替え可能。 SBCより遅延が大きい。 | ソニーが開発した超高音質コーデック。今まで紹介したものの中で一番高音質。
コーデックについてやその他ワイヤレスイヤホンに関する説明はこちらの記事でしています
iPhoneはaptXに対応していないので注意が必要です。
最近のAndroidなら大体対応しています。
SBCだけしか対応していないとかなり遅延が大きく動画を見るだけでも遅延を感じる場合があります。
また、aptXは一般的にSBCより高音質だと言われています。
先程もお伝えしましたがAndroidスマホを使っているならこのaptXを対応しているイヤホンが好ましいです!
またiPhoneなら対応していたいAACにも『EarFun Air S』は対応しているので安心です!
AndroidでもiPhoneでも最低限対応していたいコーデックに『EarFun Air S』は対応してくれてますね!
ノイズキャンセリング…普通に使える。値段相応?
『EarFun Air S』のノイズキャンセリングはこの値段帯の中で飛び抜けて効きが良いというわけではありませんが普通に使えます。
ノイズキャンセリング特有の違和感も特に無く、電車に乗っていても音楽をかければ周りの音は気になりません。
ただ、風が吹くと風切り音は若干します。
もちろん『AirPods』のようにものすごい無音に出来たりはしないので周りの音を消すというよりは減少させるという言葉が最適でしょう。
期待し過ぎは禁物ですが実用レベルだと言えるでしょう!
外音取り込み…自然。違和感はあまりない。
個人的に外音取り込みのクオリティーはすごいなと思いました。
違和感がとにかく少なく自然な感じです。
この値段帯の多くのイヤホンは外音取り込みのときは風の音がすごく入ってきたり変に誇張されてたりして違和感がありますが『EarFun Air S』はそれがありません!
僕が使ってきたイヤホンで一番素晴らしい出来でした!!!
僕のイヤホン遍歴はこちらから↓
タッチセンサーがちょっと過敏すぎる?
このイヤホンの唯一の欠点。それがタッチセンサーです。
僕があまりうどん型?のイヤホンを使ってこなかったのでなれていないというのもあるかもしれませんが誤タップがかなり多いです。
かなり敏感なのでイヤホンを着けるとき、外すときやイヤホンの位置を調節するときに毎回毎回反応してしまいます、、、
アプリでイヤホンをコントロール!
こんな感じでアプリでイヤホンの設定が出来ます。
タッチ操作のカスタマイズなども可能です。
細かいところまでカスタマイズできるのは嬉しいポイントです!
イコライザーは最初からアプリに用意されているものを選ぶことも出来ますし自分でカスタムして作ることも出来ます。
音質のところでもお伝えしましたが低音が大きいので、それがあまり好みでない方はイコライザーを設定することをおすすめします!
ゲームモード対応!
遅延を抑えることが出来るゲームモードが設定可能です。
この値段でマルチポイント接続対応!
『EarFun Air S』はマルチポイントに対応しており2台のBluetooth機器に同時接続できます。
この値段でマルチポイント接続出来るのは良い意味でヤバいです!
安くても1万円ぐらいのイヤホンでしかマルチポイント対応のイヤホンは見たことありません。
それを6000円台で、、、とにかく凄すぎます(笑)
まとめ
EarFun Air Sはこの値段帯ではかなり良い選択肢!
正直この価格でこのクオリティーのイヤホンを作れるのかとレビューしていて強く感心しました。
『EarFun Air S』は大きなデメリットが特に無く、必要な機能はすべて入っているので誰にでもオススメ出来るイヤホンです。
- 6000円台と安い、コスパが良い
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- 外音取り込み対応
- マルチポイント接続対応
- aptX対応
- ワイヤレス充電対応
- タッチセンサーが過敏すぎる
こんなひとにおすすめ
- マルチポイント対応でとにかく安いイヤホンを探している人
- 1万円以下でとにかくコスパの良いイヤホンを探している人
最後までお読みいただきありがとうございました!
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