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【2023】完全ワイヤレスイヤホンの選び方決定版

景品表示法に基づき、当ページのリンクには広告が含まれています。
『2022』完全ワイヤレスイヤホンの選び方決定版

近年、イヤホンの主流となった完全ワイヤレスイヤホン。ケーブルが無く、今までのイヤホンより格段に利便性が高まっています。機能の多様化や種類が沢山増えたことによってどれを選べば良いのだろう、、、と思っている人も少なくないと思います。

今回はそんなあなたのために一から十まで完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に必要な知識、ポイントをまとめていこうとおもいます!

目次

完全ワイヤレスイヤホンとは

AirPods 第3世代

出典:Apple

近年最も主流となっているイヤホンの種類がこの完全ワイヤレスイヤホンです。
具体的にはAppleのAirpodsなどが挙げられます。

ケーブルが無いため、通勤時など移動中やゴロゴロ転がりながらYouTubeを見るときもケーブルにとらわれることがありません。今までのイヤホンと比べてとても使い勝手が良いのが特徴です。
ただ、その反面小さい位が故に落としやすかったり紛失しやすいです。

完全ワイヤレスイヤホンは”左右独立型”と言われたり、”トゥルーワイヤレスイヤホン”、”フルワイヤレスイヤホン”、”TWS”と呼ばれたりする場合もあります。

完全ワイヤレスイヤホンを選ぶときの必須知識

カナル型とは

Q&A
カナル型とは?

カナル型とは、イヤホンの先端にイヤーピースが付いたイヤホンのことを指します。フィット感が高く、遮音性や密閉度が高いため音漏れなどが比較的少なく細かい音の描写や迫力のある音楽を楽しめます。

Amazon『Echo Buds』第二世代のイヤーチップ
Amazon『Echo Buds』第二世代のイヤーチップ
Amazon『Echo Buds』第二世代本体とケース
Amazon『Echo Buds』第二世代本体とケース

上のようなイヤーチップを選んで耳にはめるのである程度のフィット感の違和感ならこのイヤーピースを変えることで自分にフィットさせることが出来ます。
ただ、耳栓のように耳を圧迫するので長時間の装着はおすすめ出来ません。

インナーイヤー型とは

Q&A
インナーイヤー型とは?

インナーイヤー型は本体をそのまま耳の入り口部分にはめて装着します。先端が耳の形に合うような形になっていてカナル型のようにイヤーピースなど本体以外の別の部品は必要ありません。カナル型に比べて圧迫感が少なく疲れにくいですが遮音性が低く音漏れもしやすいです。

ノイズキャンセリングとは

Q&A
ノイズキャンセリングとは?

周囲の雑音(ノイズ)を打ち消して低減(キャンセル)させる機能です。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)やPNC(パッシブノイズキャンセリング)、CVC(通話用ノイズキャンセリング)などノイズキャンセリングの中にも種類があります。

種類説明
ANCAirPodsなどに搭載されるいわゆるノイキャンはこのアクティブノイズキャンセリングのこと
ノイズの波形と逆の音(逆位相)を発生させてノイズを打ち消す
バッテリーを消費するが遮音性が高い
PNC物理的にノイズを低減させるノイズ キャンセリングがこのパッシブノイズキャンセリング
素材や形状を工夫して遮音性を高める
ちなみにパッシブは受動的という意味
CVC通話相手に自分の周りの雑音を届けにくくするのがこの通話用ノイズキャンセリング
通話時は役立つが音楽を聴くときや動画を見るときなどは全くもって役立たない
正式名称は『Clear Voice Capture』
ノイズキャンセリングの種類
Mr.ガジェット

安いイヤホンなどにはCVCしか搭載していないのにあたかもノイズキャンセリングを搭載しているような表記をするものもあるので注意してください。

Bluetoothとは

Q&A
Bluetoothとは?

Bluetoothとは無線通信の規格の一つです。Wi-Fiよりも通信速度や通信距離は劣りますが消費電力が少なくイヤホンの他にもキーボード、マウスなどその他周辺機器に多用されています。

Ver.特徴
1.0一般公開された最初のバージョン
1.1普及バージョン(この頃から広く普及し始めた)
1.2同じ周波数である2.4GHz帯域の無線LANとの干渉対策を実装
2.0高速化機能EDR(Enhanced Data Rate)を追加し通信速度が最大3.0Mbpsへ
2.1ペアリングの簡略化、高速化。近距離無線通信のNFC(Near Field Communication)に対応
Sniff Subrating機能でマウスやキーボードのバッテリー寿命を最大5倍まで延長
3.0最大通信速度24MbpsのHS(High Speed)機能をオプションで追加
4.0今までのバージョンより大幅な省電力化を実現するLE(Low Energy)機能を実装
4.1LEのデータ通信の効率化、LTEとの通信干渉を抑制、自動再接続機能、直接インターネット接続機能、
同時に2台接続できる機能などの追加
4.2セキュリティの強化、LEのデータ通信速度が最大2.5倍へ
5.0データ転送速度がVer.4.0の2倍、通信範囲がVer.4.0の4倍、通信容量がVer.4.0の8倍に強化
メッシュネットワークに対応
5.1方向探知機能を追加
5.2LE Audio規格の実装
Bluetoothの歴史

なお、Bluetoothのバージョンが上がっても通信速度や範囲、省電力性などは良くなりますが音質自体に変化はありません。

このようにすごいスピードで進化を遂げているので新しければ新しいほどより良い体験を得ることが出来るでしょう。

Mr.ガジェット

個人的にはVer.5.0以上なら合格かなと思います。

コーデックとは

Q&A
コーデックとは?

コーデックとはBluetoothで音声データを送るときのデータ圧縮方式のことです。Bluetoothで音声データを送る時にデータを圧縮して通信します。コーデックにはさまざまな方式があり、それぞれ遅延・圧縮効率・音質などが異なります。

コーデック特徴
SBC一番標準のコーデック。基本的に全ての端末が対応している。
音質も遅延も良くも悪くも無く標準的。
AACiPhoneなどApple製品でよく使われている。Androidでも8.0以上なら基本対応している。
SBCより遅延が少なく音質が高い。
aptX主にAndroidで採用されている。SBC、AACより遅延が少なく音質が高い。
aptX LLLLはLow Latencyの略。aptXより更に低遅延となっている。
音質はaptXと同等だが遅延は0.04秒未満と超低遅延を実現している。
aptX HDハイレゾ相当の高音質を再生可能。aptXより若干遅延する。
aptX AdaptiveaptX HDを安定化、低遅延化したコーデック。
固定ビットレートから可変ビットレートに変更したことでより処理が安定し低遅延が実現した。
LDACソニーが開発した超高音質コーデック。今まで紹介したものの中で一番高音質。
Androidでも8.0以上なら基本対応している。
音質優先、接続優先モードなど3種類の音質モードに切り替え可能。
SBCより遅延が大きい。
各コーデックの特徴

対応コーデックの差でかなり音質や遅延の度合いは変わってきます。
遅延が酷いと動画を見てるだけでも違和感がありますし音ゲーなんて以ての外です。

用途によって必要な対応コーデックも違うので自分の使うシーンを思い浮かべましょう!

Mr.ガジェット

iPhoneなら最低でもAAC,AndroidならaptXに対応していればある程度快適に使えると思いますよ!

また、コーデックは接続する両方の端末が対応していないと使えません

イヤホン(SBC,AAC対応)イヤホン(SBC,aptX,aptX HD対応)
Android(SBC,AAC,aptX対応端末)AACaptX
Android(SBCのみ対応端末)SBCSBC
コーデック対応例

このようにどちらか一方が対応していなければ両方対応しているコーデックが使われます。
SBCは基本的に必ずどの端末でも対応しているので上位コーデックに対応してなければSBCを用いて通信することになります。

マルチペアリングとは

Q&A
マルチペアリングとは?

マルチペアリングとは1台の子機に対し、複数の親機を登録する機能のことです。従来は親機を1台しか記憶できず、親機を切り替えるときにはペアリングをやり直す必要がありましたがマルチペアリング対応のBluetooth機器ではその必要はありません。ただし、そのBluetooth機器に複数の親機を同時接続することは出来ません。なお、マルチペアリングしておける台数は製品ごとに決まっています。

マルチポイントとは

Q&A
マルチポイントとは?

簡単に言うとマルチポイントはマルチペアリングの上位機能です。マルチポイントの場合、マルチペアリングでは出来なかった同時接続が可能になります。

Mr.ガジェット

マルチペアリングとマルチポイントの違いは同時接続が可能か不可能かの違いがあるんだね!

完全ワイヤレスイヤホンの選び方

選ぶ際の重要ポイント

完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際の重要ポイント
  1. 音質
  2. 接続の安定性(途切れにくさ)
  3. 再生可能時間(バッテリー持ち)
  4. 機能性(ノイズキャンセリング、外音取り込み、防水など)

1.音質

チェックすべきポイント
  • カナル型かインナーイヤー型かそれ以外か
  • 対応コーデック
  • 好みの音のタイプか

イヤホンの装着感は使用感はもちろん音質にも大きな影響を与えます。
イヤホンを買う際はまずカナル型か、インナーイヤー型か、はたまたそれ以外かを確認し自分の使用用途に合った形のものを買いましょう。
音質という観点だけだったらカナル型が個人的におすすめです。
万が一買ったイヤホンが耳にフィットしなかった場合でもイヤーピースを変えればなんとかなることが多いです。

また、コーデックはAndroidなら最低でもapt X、iPhoneならAACは対応しているものが望ましいです。
更に音にこだわるならaptX AdaptiveLDACに対応しているものを買うと良いのでは無いのでしょうか。

イヤホンはそれぞれ個性があり低音高音が強いいわゆるドンシャリタイプだったり中音域が強いかまぼこタイプ、全音域が平坦なフラットタイプなどがあります。
ボーカルの声を良く聞きたいならかまぼこタイプのほうが良いですしロックやダンスミュージックなど派手な音楽を聞きたい場合はドンシャリタイプのほうが良かったり、聴く音楽によって相性があるので自分の好きなタイプの音のイヤホンを買うことを意識しましょう。

2.接続の安定性(途切れにくさ)

チェックすべきポイント
  • Bluetoothバージョン
  • 対応コーデック

Bluetoothバージョンは進化し続けているのでもちろん新しければ新しいほどよいですが最低限Ver5.0あれば快適に使えると思います。
コーデックについては先程もお伝えしましたが最低でもapt X、iPhoneならAACは対応しているものを選びましょう。
ゲームなど音の遅延をなるべく無くしたい場合はAndroidの方はaptX LLを選ぶとなお良いと思います。

3.再生可能時間(バッテリー持ち)

チェックすべきポイント
  • 本体の連続再生可能時間
  • ケースを含めての最大再生可能時間
  • 充電速度
  • ワイヤレス充電に対応しているか

完全ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンと違って充電する必要があります。

完全ワイヤレスイヤホンユーザーの方なら共感していただけると思いますがイヤホンを充電し忘れていざ使おうとしたら電源が切れていた、、ということがよくあります。

Mr.ガジェット

完全ワイヤレスイヤホンあるあるですよね(笑)

本体、ケースの最大再生可能時間もとても大事ですが個人的には急速充電に対応しているかも大事なポイントだと思います。

また、ワイヤレス充電をよく使う方はイヤホンが対応しているかも確認しましょう。

4.機能性(ノイズキャンセリング、外音取り込み、防水など)

チェックすべきポイント
  • ノイズキャンセリング機能
  • 外音取り込み機能
  • 防水機能

近年目覚ましい進化を遂げているノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能。
各メーカー競ってこれらの機能に力を入れているように思えます。

機能が付いているかついてないかで判断するのも大事ですがノイズキャンセリングや外音取り込みはメーカーや機種によって大きな差があるのでサンプルを使わせてもらったり口コミを確認してどの程度実用できそう確認しておくと良いでしょう。

防水の性能は「IPX7」のように表記され、IPXに続く数字が大きいほど、防水性能が高くなります。
日常生活で普通に使うならIPX4以上あれば問題ないと思います。

まとめ

今もさらなる成長を遂げている完全ワイヤレスイヤホン。高機能化や多機能化が進み、なかなか選ぶのも一苦労ですが自分の理想のイヤホンを購入できたときの達成感もその分高まります。
これからも完全ワイヤレスイヤホンの成長には目を見張っていきましょう!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

  • 商品の値段、情報などは記事執筆時点での情報です。
  • この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
『2022』完全ワイヤレスイヤホンの選び方決定版

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