Anker PowerPort 2 Eliteは、合計24W出力の2ポートUSB-A充電器。現代の急速充電には対応せず、旧式の仕様が際立つ一台です。
PowerPort 2 Eliteのスペック
| ブランド | Anker |
|---|---|
| 合計最大出力 | 24W |
| 単ポート最大出力 | 12W |
| ポート構成 | USB-C × 0, USB-A × 2 |
| サイズ | 58 × 61 × 29 mm |
| 重量 | 230g |
| 出力観点のコンパクトさ | 0.23 W/cm³ |
PowerPort 2 Eliteの評価

現代から取り残された出力性能
合計24W、1ポートあたり最大12Wという出力は、もはやスマートフォンの「急速充電」とは呼べないレベルです。最近のスマホ充電器が20W、30W、あるいはそれ以上が当たり前になっている中で、このPowerPort 2 Eliteは時代に取り残されています。充電にはかなりの時間を覚悟しなければなりません。
USB-Cポートの不在と急速充電規格の非対応
USB-Aポートが2つのみで、最新デバイスで主流のUSB-Cポートは搭載されていません。さらにPower Delivery(PD)やQuick Charge(QC)といった主要な急速充電規格にも一切対応しないため、多くのスマホやタブレットで高速充電の恩恵は得られません。旧式のデバイスを充電する用途に限定されるでしょう。
持ち運びに不向きなサイズと重さ
重量230gは、現代の充電器としては非常に重い部類です。外形寸法も高さ58mm、幅61mm、奥行き29mmと決してコンパクトとは言えません。24Wという非力な出力に対し、手のひらいっぱいに広がるようなサイズ感とズッシリとした重さは、持ち運びには全く適しません。
Ankerの名に期待する現代のユーザーには不向き
信頼のAnkerブランドとはいえ、この製品は明らかに過去の遺物です。2025年の今、このスペックでAnker製品を選ぶ理由は見当たりません。新しいデバイスの充電や、外出先でのスマートな利用を考えるユーザーにとって、これは全く選択肢になり得ません。
まとめ

PowerPort 2 Eliteのメリット
特にメリットはありません。
PowerPort 2 Eliteのデメリット
- 合計24W、1ポート最大12Wと、現代の基準では充電速度が非常に遅い
- USB-Cポート非搭載。最新デバイスとの互換性が低い
- PDやQCなどの急速充電規格に非対応
- 230gと重く、サイズも大きい割に、出力が非力で持ち運びに不向き
こんな人におすすめ
旧式のUSB-Aデバイスをゆっくり充電したい人向けです。しかし、現代のスマホやタブレットを快適に充電したいユーザーには全くおすすめできません。
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