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ムーンショット目標6の第二期プロジェクトに参画
Qubitcore株式会社は、JSTのムーンショット型研究開発事業「目標6」における第二期研究開発プロジェクトへ参画したことを発表しました。このプロジェクトは2026年から2030年度にかけて実施されるもので、正式名称は「スケーラブルな機能集積型イオントラップと多重光接続で実現する誤り耐性量子コンピュータ」となっています。

本プロジェクトでは、2050年までに経済や産業、安全保障の発展を支える誤り耐性型汎用量子コンピュータ(FTQC:量子誤り訂正を行うことでエラーを抑制し、計算精度を維持する量子コンピュータ)の実現を目指しています。Qubitcoreは、この目標達成に向けた研究開発の一翼を担うこととなります。
Ms.ガジェット量子コンピュータの実用化に向けた国家的なプロジェクトに、スタートアップ企業が参画するのは注目すべき動きですね。
2030年までの具体的な研究開発目標
本プロジェクトの期間中には、以下のマイルストーンが掲げられています。

- 2030年までに100量子ビット規模の量子コンピュータを構築
- 量子誤り訂正や論理演算の実証実験
- 1,000量子ビット超へ拡張可能な万能単位セル(UUC)の基盤技術確立
- 多重光接続技術の構築
これらを通じて、将来的には百万量子ビット級の大規模な量子スーパーコンピュータを実現し、創薬や新素材開発、エネルギー最適化といった社会課題の解決を目指すとしています。
Ms.ガジェット100量子ビットから百万量子ビットへと段階的に拡張を目指すロードマップは、非常に野心的な内容です。
Qubitcoreが担う研究開発課題
Qubitcoreは、イオントラップ量子コンピュータシステムの開発および量子誤り訂正実験を担当します。同社では、早期の誤り訂正実現に向けてシステム開発を進めるとともに、先進的な機能を統合したシステム構築を目指すとのことです。
具体的には、以下の技術を統合した量子コンピュータシステムへの展開が予定されています。
- 微小共振器を介した光接続
- ラジオ波やマイクロ波を用いた近接場量子ゲート
- 光回路を用いた光配送
これらを統合することで、より高度な誤り訂正実験を行い、社会実装を加速させる方針です。
Ms.ガジェット量子コンピュータに必要な要素技術を統合し、実機として稼働させるという同社の役割は、プロジェクト全体において非常に重要と言えます。
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Qubitcore、JSTムーンショット目標6の第二期プロジェクトに参画
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