Anker旧世代の4ポート充電器。USB-CもPDも非対応で、現代のデバイスには力不足。もはや役目を終えた製品です。
目次
PowerPort Speed 4のスペック
| ブランド | Anker |
|---|---|
| 合計最大出力 | 43.5W |
| 単ポート最大出力 | 18W |
| ポート構成 | USB-C × 0, USB-A × 4 |
| 対応規格 | QC |
| サイズ | 68 × 68 × 29 mm |
| 重量 | 142g |
| 出力観点のコンパクトさ | 0.32 W/cm³ |
PowerPort Speed 4の評価

「USB-C」の概念がない時代遅れのポート構成
今や多くのガジェットがUSB-Cに移行している中で、このPowerPort Speed 4はUSB-Aポートを4つのみ搭載しています。最新のスマートフォンやタブレット、ノートPCを充電するには、USB-A to C変換ケーブルを使うか、別途USB-C充電器を用意する必要があります。現代の充電環境には全く適応していません。
ノートPC充電は諦めろ!最大43.5Wの非力な総出力
総出力はたったの43.5Wです。単ポート最大18W(Quick Charge対応)という仕様は、スマートフォンの急速充電には対応できるものの、一般的なノートPCの充電には全く足りません。複数のタブレットや最新のハイエンドスマートフォンを同時に充電するにも、力不足は否めません。もはや最低限の充電能力しか持ち合わせていません。
現代では大きすぎる筐体、低いパワー密度
本体サイズは68mm四方の正方形で、奥行きは29mm。重量142gは、43.5Wの充電器としては現在の基準では大きく、ずっしりと感じます。最新のGaN技術を使った充電器が主流の今、0.32W/cm³というパワー密度は非常に低く、持ち運びを躊躇させるレベルです。もっとコンパクトで高出力な製品はいくらでもあります。
まとめ

PowerPort Speed 4のメリット
特にメリットはありません。
PowerPort Speed 4のデメリット
- USB-Cポートを一切搭載しない時代遅れの設計。
- 高出力PD充電に全く対応せず、ノートPCや最新タブレットには無力。
- 総出力43.5Wは、今やスマートフォン2台と周辺機器程度のもの。
- GaN充電器と比べると、体積の割にパワー密度が低い。
こんな人におすすめ
USB-C非対応の古いUSB-A機器を複数同時に充電したい方にだけ、もしかしたら選択肢に入ります。それ以外の現代的なニーズを持つ人には、全くおすすめできません。
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