三菱電機、AIスタートアップ「燈」と戦略的提携へ
三菱電機株式会社は、2024年1月29日、最先端AI技術を手掛けるスタートアップ企業「燈株式会社」と、出資および協業に関する契約を締結したと公表しました。

この提携は、三菱電機が掲げる「デジタルによるイノベーティブカンパニーへの変革」の一環として、AI技術を活用した事業変革を加速させ、新たな価値創出と自社開発のデジタル基盤「Serendie(セレンディ)」関連事業の拡大を実現することを狙いとしています。
社会課題解決に向けたAIの活用
近年、社会課題の複雑化に伴い、企業には従来の業務改善にとどまらない事業変革が求められています。また、生成AI(GenAI)技術の進化により、新規事業創出やバックオフィス業務への導入が進んでいます。三菱電機は、事業競争力の強化と持続的な成長に向けて、AI技術の実装と戦略的な活用が不可欠であるとしています。
燈株式会社は、AIをはじめとする最先端技術を活用し、東京大学発のAIスタートアップとして社会課題を解決するソリューションを提供しています。デジタルツイン(現実世界の物や人をサイバー空間に再現する技術)の活用やAIエージェント(ユーザーに代わってタスクを実行するAI技術)の迅速な実装に強みを持っているとされています。
提携の具体的な狙い
今回の契約により、燈社が持つ高度な技術力と、三菱電機のコンポーネントや顧客資産、そして各分野における知識(ドメインナレッジ)を組み合わせることで、潜在的な顧客課題の発掘を促進し、新たなサービス創出や価値提供先の拡大を加速することが期待されています。
今後は、AI技術を活用した具体的なユースケースを積み重ねながら、社会インフラの保守運用作業の省人化・自動化や、工場の知能化・自動化による無人化など、既存事業の枠にとらわれない新たな価値創出に取り組む方針です。
Ms.ガジェット両社のコメント
燈株式会社 代表取締役社長 野呂 侑希氏
野呂氏は、三菱電機とのパートナーシップ締結を光栄に感じていると述べました。燈社は、現場の「実データ」に基づいたAI実装に注力しており、三菱電機のデジタル基盤「Serendie」と融合させることで、産業の自律化・知能化を加速させると確信しているとのことです。
三菱電機株式会社 執行役社長 漆間 啓氏
漆間氏は、今回の出資および協業契約が、三菱電機が掲げる「デジタルによるイノベーティブカンパニーへの変革」の一環であることを強調しました。両社の強みを最大限活用することで、「Serendie」関連事業の強化を図り、社会課題の解決に繋がる新たなソリューションを提供していくとしています。
Ms.ガジェット燈株式会社の概要
燈株式会社は、AIを中心とする最先端技術の研究開発、パートナー企業とのDX(デジタルトランスフォーメーション)やAIプロジェクトの設計・実施、そしてAI SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)の開発・提供を行っています。
2021年2月1日に設立され、本社を東京都千代田区に構えています。
Ms.ガジェット三菱電機グループの取り組み
三菱電機グループは、技術革新と創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献することを目標としています。社会・環境を豊かにしながら事業を発展させる「トレード・オン」の活動を加速させ、サステナビリティ(持続可能性)の実現に取り組んでいます。
また、デジタル基盤「Serendie」を活用し、顧客から得られたデータを分析し、グループ内での連携を強化することで、新たな価値を創出し、社会課題の解決に貢献する「循環型デジタル・エンジニアリング」を推進しています。
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