MIKROEとルネサス、開発ツールで提携
MIKROEは、世界的な半導体ソリューション・プロバイダーであるルネサスエレクトロニクス株式会社と、MCU組み込み開発ツールの複数年サポート契約を締結したとのことです。

この契約に基づき、MIKROEはルネサスの幅広いMCUラインナップ、および将来的にリリースされる新しいMCUに対応した開発ツールを提供します。ルネサスにとって、このような取り組みは初めてとなるそうです。
リモート・ボードファーム「Planet Debug」の提供
MIKROEは、開発者がハードウェアへの投資をすることなく、インターネット経由でコードのデバッグを行えるリモート・ボードファーム「Planet Debug」を既に構築しています。このプラットフォームは、ルネサスのMCU開発をサポートする上で重要な役割を果たすとしています。

MIKROEのCEOであるNebojsa Matic氏は、提携により開発者は最新バージョンのNECTO Studioをダウンロードするだけで、ルネサスの多くの主要MCUに対応した開発ツールを利用できるようになると述べています。
NECTO IDEとClick board™による開発の効率化
ルネサス製MCUの開発ツールとして、MIKROEのNECTO Multi-Architectural IDEと小型アドオンボード「Click board™」が提供されます。これにより、開発者は迅速に概念実証(PoC)を行い、プロトタイプを作成し、新しい組み込みプロジェクトのコーディングを進めることが可能になります。
Click board™は、オープンソースのmikroBUS™ソケットと互換性があり、mikroBUS規格に対応したホストシステムであれば、機種を問わず使用できます。また、Click board™に付属するオープンソース・ライブラリのmikroSDKは、評価からカスタマイズまで柔軟に対応できるとのことです。
Planet Debugの普及とCODEGRIPの活用
MIKROEのリモート・ボードファーム「Planet Debug」は、既に欧州と南北アメリカで展開されています。今後はルネサスと共同で、ウェビナーなどのキャンペーンを通じて普及を図る予定です。
Planet Debugでは、MIKROEが開発したCODEGRIPが活用されています。CODEGRIPは、Wi-Fi経由でプログラミングとデバッグを可能にする世界初のデバイスであり、実機の状況をリアルタイムで確認できる点が特徴です。
ルネサスの期待とEmbeddedWikiの活用
ルネサスの組み込みプロセッシング・マーケティング担当バイス・プレジデントであるMohammed Dogar氏は、今回の提携により、ルネサスの最新MCUが発表された直後から開発に着手できるようになると期待を表明しています。
Dogar氏は、MIKROEのリモート・ボードファーム「Planet Debug」や、組み込みプロジェクト・プラットフォーム「EmbeddedWiki」が、コード開発に必要なリソースを提供し、製品開発期間の短縮に貢献すると述べています。
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