オセアニア地域で大型受注
大崎電気工業株式会社(本社:東京都品川区)の子会社であるEDMI Limited(本社:シンガポール)は、オーストラリアおよびニュージーランドの複数のお客様との間で、スマートメーターとソリューションシステムの長期販売契約を締結したことを発表しました。

本契約に伴う受注金額は、2026年度からの5年間で550億円を超える規模となります。受注内容は、EDMI製のスマートメーターおよび電力の計測・監視・制御ソリューションの提供です。お客様に関する詳細は、守秘義務に基づき非開示となっています。
契約締結の背景
オセアニア地域では、再生可能エネルギーの普及や分散型電源の拡大により、電力網の運用が複雑化しています。それに伴い、リアルタイムでのデータ分析と制御に対するニーズが高まっています。

オーストラリア政府は、2030年までにスマートメーターの導入を加速させる方針を示しており、スマートメーターの需要拡大が見込まれています。ニュージーランドでは、すでにスマートメーターの導入率がほぼ100%に達しており、今後は世帯数の増加による新規設置需要と、既存品の更新需要が見込まれる状況です。
EDMIは、オセアニア地域において35年以上にわたり、電力会社やメータリング統括事業者(メーターを設置し、電力使用量データを電力会社に提供する事業者)に対して、メーターおよび関連サービスを一貫して提供し、強固な関係を築いてきました。
また、EDMIはスマートメーター需要の拡大と高度なシステム基盤の導入に対応するため、次世代スマートメーター「NEOS」とソリューションプラットフォーム「NEOS Solution」を開発し、2025年7月より同地域での受注を開始しています。今回の大型受注は、これらの実績と品質、そして新たな価値を提供する「NEOS」「NEOS Solution」に対する期待が要因となっています。
NEOS Solutionの概要
(1) 次世代スマートメーター「NEOS」について
従来のスマートメーターは、国や地域ごとに異なる仕様を多品種少量で展開していましたが、「NEOS」は共通の設計プラットフォームに基づいて複数の機種を展開しています。これは、オセアニア以外の地域への投入も視野に入れた「世界戦略機種」と位置づけられています。
「NEOS」は、将来のニーズに応じてオプション機器を追加できるため、設置済みのスマートメーターを活かしながら、新しい機能を拡張することが可能です。また、エッジ・インテリジェンス機能(ネットワークに接続された機器が、システムからの指示を待たずにデータを分析する技術)を搭載しており、より高度なデータ分析が可能です。
さらに、Wi-FiやBluetoothによる通信にも対応しており、電力会社がスマートメーターの設置・保守を行うためのアプリケーションや、消費者が電力使用量を確認するための家庭用エネルギー管理システム(HEMS)などとの連携も容易です。
(2) ソリューションプラットフォーム「NEOS Solution」について
「NEOS Solution」は、エッジ・インテリジェンス機能を備えた次世代スマートメーター「NEOS」と、クラウド型の上位系システム「Storm」で構成されています。住宅だけでなく、商業・産業分野や電力供給網全体など、幅広い領域において電力の計測・監視・制御を行うことができます。
「NEOS Solution」は、高頻度・高精度の計測に対応しており、1秒未満の間隔でデータを取得できます。また、携帯通信網を活用した高速データ通信に対応しているため、電力会社などは上位系システムを通じて、電力使用状況や異常発生をリアルタイムで監視できます。
さらに、上位系システムは複雑な制御に対応する機能を備えており、「NEOS」は制御指令をリアルタイムで実行します。住宅内の電力使用状況に加え、太陽光発電などの分散型エネルギー設備もリアルタイムで監視し、電力使用量を一時的に調整するなどの制御を自律的に行うことが可能です。
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