台車ロボットの機能強化に向けたオプション
ヴイストン株式会社は、研究開発用台車ロボットシリーズ向けに、GPU PCオプションを新たに発売します。同社の台車ロボットは、多様な研究・開発用途に対応できるロボットプラットフォームとして知られています。

今回のGPU PCオプションは、ロボットのソフトウェア面での機能強化を目的としています。画像認識といった高度な処理を高速化することで、より複雑なタスクへの対応が可能になるとのことです。
NVIDIA Jetson Orin NXを搭載
GPU PCオプションには、NVIDIA Jetson Orin NXを搭載したYUAN社製の「Pandora(16GB版)」を採用しています。NVIDIA Jetsonプラットフォームの強力なツール群を活用でき、外部RGBカメラからの画像に対して高度な演算・解析を高速に実行できる点が特徴です。

これにより、従来よりも進化したロボット制御を実現できるとしています。
ROS 2環境に対応
本オプションは、ROS 2(Robot Operating System 2のこと)環境をセットアップ済みの状態で台車ロボットに搭載されます。SDK(Software Development Kitのこと)はNVIDIA JetPack 6(あるいはそれ以降)を採用しており、導入後すぐにROS 2対応デバイスとして活用できるとのことです。

ROS 2は、ロボットソフトウェア開発のためのオープンソースのフレームワークです。
バッテリー駆動と拡張性
GPU PCオプションは、台車ロボット本体のバッテリーから駆動させることが可能です。これにより、台車の走行性を損なうことなく、研究・開発と実装を進めることができます。導入には「拡張機器用電源基板 VS-WRC054」との組み合わせが一般的です。
また、ヴイストン株式会社製の台車ロボットシリーズには、他のスペックのGPUユニットを搭載することも可能です。用途に合わせて、より省スペースなモデルや高性能なモデルを提案してもらえるとのことです。
主な仕様
- システム:NVIDIA Jetson Orin NX 16GB Super
- SDK:NVIDIA JetPack 6.2 あるいはそれ以降
- CPU:8-Core Arm Cortex-A78AE v8.2 64-Bit CPU
- GPU:1024-Core NVIDIA Ampere Architecture GPU with 32 Tensor Cores
- RAM:16GB / 128-bit LPDDR5
- ストレージ:M.2 2280 SSD 128GB
- 映像出力:HDMI 2.0(最大 4K 60fps)
- ネットワーク:RJ45 イーサネット(10/100/1000Mbps)×2
- USB:USB 3.2 Gen2(Type-A)×2 / USB 3.2 Gen2(Type-C、OTG対応)×1USB2.0(Type-A)×2
- ROS:ROS 2 Humble
製品の仕様は予告なく変更される可能性があるとのことです。
販売について
台車ロボット用 GPU PCオプションは、ヴイストン株式会社の公式Webショップ「ロボットショップ」にて販売されます。本製品は受注生産品です。
販売ページ:https://www.vstone.co.jp/robotshop/index.php?main_page=product_info&products_id=5418
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