PCやAIを“防水で使う”という発想
アナログ・テック株式会社は、2024年1月22日、PCやAIを「防水環境で使う」ことを前提に設計したエッジAIコンピューティングシリーズ「AironiA」を本格展開すると発表しました。AironiAは、オフィスやデータセンター以外へのシステム設置が求められるICT市場と、ものづくりの現場をつなぐ産業向けAIプラットフォームです。

ICT機器は「守るもの」から「現場に適応するもの」へ
従来、PCやサーバはオフィスやデータセンターなど、環境が整備された場所に設置することが一般的でした。水や粉塵、結露といった要素は、排除すべきリスクとして扱われてきたとのことです。

しかし、IoTやAIの活用が進むにつれて、工場、倉庫、屋外設備、店舗バックヤードなど、従来とは異なる環境へのシステム設置ニーズが急速に高まっています。こうした現場では、ICT機器のために設置環境を整えることが、コストや制約となる場合もあるとされています。
そのため、ICT機器を環境から守るのではなく、ICT機器そのものが現場環境に適応するという考え方が求められ始めています。
AironiAとは|防水を起点に、現場設置を前提としたエッジAI
AironiAは、「PCやAIを、防水を含む現場環境にそのまま設置する」という発想を起点に設計されたエッジAIコンピューティングシリーズです。従来のように、ICT機器のために専用の盤や環境を用意するのではなく、現場環境にICT機器を適応させることを前提としています。

AironiAでは、防水を含む現場環境への設置を前提とした筐体・構造設計と、用途やAI処理レベルに応じて選択可能なAIプラットフォーム構成を重視しています。これにより、研究・評価用途にとどまらず、実際の現場で使われ続けることを前提としたエッジAI活用を支援します。
Ms.ガジェット初回ラインナップ|防水対応を特徴とするエッジAIモデル
AironiAの初回ラインナップとして、「AIR-WP-AI-001」と「AIR-WP-AI-002」の2つのモデルが展開されます。

AIR-WP-AI-001
AIR-WP-AI-001は、コンパクトで設置自由度の高い、防水対応エッジAIモデルです。エッジAI用途を前提にHailo AIプロセッサを搭載しており、画像認識やAI推論といった処理を、クラウドへの常時接続を前提とせず、現場でAI処理を完結させることが可能です。

製品詳細については、以下のURLで確認できます。 https://www.analogtech.co.jp/aironia/products/air-wp-ai-001/
AIR-WP-AI-002
AIR-WP-AI-002は、防水を含む現場環境への設置と、高度なエッジAI処理を前提に設計されたエッジAIモデルです。エッジAI用途を前提にNVIDIA Jetson Orinを搭載しており、高度な画像処理やAI推論、複数モデルの同時処理など、より高い演算性能を必要とするAI用途を、クラウドへの常時接続を前提とせず、現場でAI処理を完結させることが可能です。

製品詳細については、以下のURLで確認できます。 https://www.analogtech.co.jp/aironia/products/air-wp-ai-002/
Ms.ガジェット利用シーン|オフィス外へ広がるICTとAIの活用
AironiAは、工場・製造現場での画像検査・AI判定、屋外設備・インフラの監視・異常検知、倉庫・物流・店舗バックヤードでのエッジAI活用、オフィス外設置を前提としたIoT・AIシステム構築など、幅広い領域での活用が想定されています。
ICTとものづくりの両視点を踏まえ、従来の設置環境にとらわれないAI活用を支援します。
Ms.ガジェットアナログ・テック株式会社について
アナログ・テック株式会社は、産業用途に特化したコンピューティング機器の企画・設計・提供を行うファブレスメーカーです。ICT技術とものづくりの現場、その双方の視点を持ちながら、「現場で本当に使われる製品とは何か」を追求しているとのことです。
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