STマイクロエレクトロニクスが同期整流コントローラを発表
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM)は、小型・高効率な同期整流コントローラ「SRK1004」を発表しました。この製品は、アクティブ・クランプ方式や共振フライバック方式などのコンバータの2次側の効率を高めることを目的としています。

SRK1004は、充電器や電源アダプタ、スイッチング電源といった用途に適しており、省スペース化と効率向上に貢献するとSTは説明しています。小型(2x2mm)であるため、既存のSRK1001の代替としても利用可能です。
新アルゴリズムによる効率と堅牢性の向上
SRK1004シリーズには6品種が用意されています。ロジック・レベルまたは標準的なMOSFETゲート駆動に加え、ドレイン・インダクタンスの補償用としてターンオフ遅延を選択できます。
また、不必要なスイッチングを防止するためのターンオン・ウィンドウを生成する回路も搭載されています。ゲートへの出力は最大1.6Aのシンク電流と0.6Aのソース電流を使用でき、スイッチング周波数は500kHzまで対応しています。
幅広い電源電圧範囲と堅牢なプロセス
SRK1004には、STの堅牢なシリコン・オン・インシュレータ(SOI)プロセスが活用されています。これにより、接続されるMOSFETを最大190Vのドレイン・ソース間電圧で制御できます。
電源電圧範囲は4V~36Vと広く、ローサイド構成またはハイサイド構成で電源を供給可能です。専用の補助電源が不要となるため、部材コストを削減できるとSTは述べています。内蔵リニアレギュレータにより、IC内部回路とゲートドライバ、オフチップ回路への電力供給も可能です。
評価ボードも用意
SRK1004の各品種には、評価ボード「EVLSRK1004A」~「EVLSRK1004F」が用意されています。これにより、開発者は迅速に新製品の開発を開始し、最適な品種を選定できます。
SRK1004は現在量産中で、熱効率に優れたDFNパッケージ(6リード)で提供されます。1000個購入時の単価は約0.36ドルとのことです。
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