それは、従来のSwitchで使っていたmicroSDカードが「ソフトの保存・プレイには使えない」という点です。
Switch 2では、ストレージ性能を極限まで引き出すために、「microSD Express」という次世代規格が採用されました。これにより、最大転送速度は従来の約9〜10倍近く(理論値)まで跳ね上がっていますが、その代わりとして互換性や選び方にルールが存在します。
「せっかく買ったのにゲームが入らなかった……」
「安物を買ったらロードが遅くてストレスが溜まる……」
そんな失敗を防ぐために、今回は「Switch 2に完全対応したおすすめmicroSD Expressカード」を厳選しました。256GBと512GB、それぞれの部門でベストバイを決定します。
Switch 2対応SDカードの選び方【必須知識】

まずランキングを見る前に、Switch 2におけるSDカード選びの常識をアップデートしましょう。これまでのSwitchとは異なるルールが適用されます。ここを飛ばすと、用途によっては買い直しになるため必ず目を通してください。
Switch 2の「ダウンロードソフトの保存・プレイ」にはmicroSD Express規格が必須です。従来のmicroSDカード(UHS-Iなど)ではソフトを起動できません。ただし、旧Switchからの「画面写真・動画の取り込み」には従来のカードも使用可能です。
Ms.ガジェットSwitch 2を買ったんですけど、前のSwitchで使っていたSDカードをそのまま挿してもゲームが保存できないんです……。壊れちゃったんでしょうか?
Mr.ガジェットおや、それは故障ではありませんよ。実はSwitch 2のゲームソフトを保存・起動するには、「microSD Express」という新規格のカードが必要なのです。
Ms.ガジェットええっ! 形は同じに見えるのに、使えないんですか?
Mr.ガジェットゲーム用途では使えません。ただし、古いSDカードに入っている「画面写真」や「動画」をSwitch 2に取り込むことだけは可能です。用途が限定されているのですね。
「microSD Express」以外は使えない?(互換性の注意点)
Nintendo Switch 2のカードスロットは、「microSD Express」という規格に特化して設計されています。
これは、パソコンのSSDなどで使われている「PCIeインターフェース」と「NVMeプロトコル」をSDカードサイズに凝縮した、いわば「超小型SSD」のようなものです。
従来のSwitchで主流だった「UHS-I」規格のSDカードは、規格上の最大転送速度が104MB/s(製品により独自拡張あり)程度でした。しかし、microSD Expressは規格上の最大転送速度が985MB/s(理論値)に達します。これにより、広大なオープンワールドゲームのロード時間や、アセットの読み込み遅延(ポップイン現象)の改善が期待されます。
- 従来のカードを挿すとどうなる?
-
任天堂の公式サポート情報によると、Switch 2に非対応のカード(従来のmicroSDカード)を挿入しても、ダウンロードソフトの保存先としては使用できません。システム側で「使用できない」旨が表示される場合があります。
ただし、例外として「設定」の「データ管理」から、従来のSDカード内に保存された画面写真や動画をSwitch 2本体に取り込む操作は可能です。
購入時は、パッケージやカード本体に「Express」という文字や、「EX」などの識別マークが入っているかを必ず確認してください。
セーブデータは保存できない? 保存できるデータ種別
次に重要なのが保存できるデータの種類です。
任天堂のサポートページには、以下の仕様が明記されています。
「ソフトのセーブデータをmicroSD Expressカードに保存することはできません。セーブデータは本体保存メモリーに保存されます。」
つまり、RPGの進行状況やハイスコアなどの「セーブデータ」は、仕様上SDカードにバックアップすることができません。
では、何のために高価なExpressカードを買うのか? それは以下のデータを保存するためです。
- ダウンロード版ソフトのデータ: 最近のゲームは1本で50GB〜100GBを超えることも珍しくありません。
- 追加コンテンツ(DLC): 大型拡張パックなどのデータ。
- 更新データ(パッチ): 不具合修正や機能追加のデータ。
- 画面写真・動画: キャプチャーボタンで撮影した思い出。
特にSwitch 2世代のゲームは、高解像度テクスチャや高音質オーディオを使用するため、データ容量が肥大化する傾向にあります。快適なゲームライフには、大容量のExpressカードが推奨されます。
容量選び:現状は256GB以上が主流
最後に容量の選び方です。
2026年現在、microSD Express規格の製品ラインナップにおいて、128GB以下のモデルは市場での選択肢が少なくなっています。コストパフォーマンスや実用性を考慮すると、256GBが実質的なエントリーモデル(入門容量)と言えるでしょう。
- 256GB: ライトゲーマー〜一般的なユーザー向け。
- 512GB: 色々なゲームを並行して遊ぶゲーマー向け。
- 1TB以上: 動画を大量に保存する、あるいはソフトを消したくないヘビーユーザー向け。
対応している容量の上限は「2TB」までとなります。

256GB部門のおすすめランキング(同率1位)

まずは、最も購入しやすい「256GB」部門のランキングです。この容量帯では、品質と信頼性が拮抗する2つの製品を「同率1位」として選出しました。
同率1位 SanDisk for Nintendo Switch 2
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | SanDisk |
| 容量 | 256GB |
| 規格 | microSD Express |
SDカード界の世界的ブランド、SanDisk(サンディスク)が送り出したSwitch 2専用モデルです。
圧倒的な実績と信頼性
SanDiskの「for Nintendo Switch」シリーズは、前機種時代から任天堂ライセンス商品として親しまれてきました。その最新版となる本製品も、任天堂ハードウェアとの適合性が確認されており、安心して使用できます。PCIe Gen 3-NVMeインターフェースを採用し、高速なデータ転送を実現しています。
熱対策と安定したパフォーマンス
microSD Expressは高性能ゆえに温度管理が重要になりますが、各社とも独自の熱制御技術を搭載しています。SanDiskも長時間のゲームプレイに耐えうる設計がなされており、安心してプレイに没頭できるでしょう。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 任天堂ライセンス商品としての実績がある 温度制御機能により動作が安定している | デザインが派手で好みが分かれる可能性がある |
「とにかくトラブルを避けたい」「安心感が欲しい」という方は、迷わずこのSanDisk製を選んでください。
同率1位 Samsung microSD Express(任天堂ライセンス商品)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | Samsung |
| 容量 | 256GB |
SanDiskと双璧をなすメモリ界の巨人、Samsung(サムスン)からも強力なライバルが登場しました。こちらも「任天堂ライセンス商品」として認定されています。
任天堂ライセンスと保護機能
パッケージに輝く任天堂ライセンスのロゴは、適合性確認済みの証です。またSamsungは、耐水・耐温度・耐磁・耐X線・耐落下・耐摩耗といった6つの保護機能をメーカー仕様として謳っており、携帯モードでの持ち運びが多いユーザーにとって心強い要素となります。
コストパフォーマンス
価格面でも非常にコストパフォーマンスに優れています。保証期間については地域や販売店により異なる場合があるため、購入時に確認することをおすすめします。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| メーカーが謳う6つの保護機能(耐水・耐衝撃など) 任天堂公式ライセンス商品の安心感 | デザインが派手で好みが分かれる可能性がある |
「初めてmicroSD Expressカードを買う」という方には、このSamsung製がバランスが良くおすすめです。
512GB部門のおすすめランキング

続いて、多くのゲームをインストールしたいゲーマーに向けた「512GB」部門です。ここでは、速度性能を追求したモデルと、サポート重視のモデルがランクインしました。
第1位 Transcend microSD Express 710S
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | Transcend |
| 容量 | 512GB |
| 規格 | microSD Express |
| 最大読出速度 | 900MB/s |
| 最大書込速度 | 780MB/s |
512GB部門の第1位は、台湾の老舗メモリメーカーTranscend(トランセンド)の「710S」シリーズです。この製品の最大の魅力は、カタログスペック通りの強烈な「速さ」にあります。
ロード時間を極限まで削る「900MB/s」
本製品は、PCIeインターフェースの帯域をフルに活用し、非常に高速です。Switch 2のロード時間は本体性能だけでなくSDカードの速度にも依存するため、少しでも快適な環境を構築したい「ガチ勢」にとって有力な選択肢となります。
ただし、高性能ゆえに価格は高価です。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 読出最大900MB/s、書込最大780MB/sの高速転送に対応 大容量データの読み書きがスムーズ Switch 2での動作確認済み | 価格設定が高め |

第2位 I-O DATA HNMSD-EX512G
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | I-O DATA (アイ・オー・データ機器) |
| 容量 | 512GB |
| 規格 | microSD Express |
第2位は、日本のデジタルライフを支え続けてきたI-O DATAの製品です。海外メーカー製が多いSDカード市場において、国内メーカーの存在は貴重です。
日本メーカーならではの安心感とコストパフォーマンス
I-O DATAは国内メーカーとして、わかりやすいサポート体制を強みとしています(※土日サポートの対象製品かどうかは型番ごとにお問い合わせください)。「カードが認識しない」といったトラブルに直面した際、日本語で相談できる窓口があるのは安心材料です。
価格も512GBのExpressカードとしては比較的手の届きやすい設定になっています。Switch 2での動作確認が取れており、堅実な品質管理で安心して使用できる製品です。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 安心して使える日本メーカー製 Switch 2での動作確認済み |
まとめ:Switch 2は「Express」と「256GB以上」が正解
今回は、Nintendo Switch 2に対応した最新の「microSD Express」カードをランキング形式で紹介しました。
最後に改めて、選び方のポイントを整理しましょう。

- 「Express」必須!: ゲームを遊ぶにはこの規格が必要です(旧カードはデータ移行用)。
- 容量は「256GB」以上!: 現状のラインナップとソフト容量を考慮するとここがスタートラインです。
- システム更新を忘れずに!: 使用にはSwitch 2本体のバージョンが「20.1.1以上」である必要があります。
Switch 2の性能をフルに発揮できるかどうかは、このSDカード選びにかかっています。予算とプレイスタイルに合わせて最適な一枚を見つけて、次世代のゲーム体験を存分に楽しんでくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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