子どものスマホ利用実態調査結果
株式会社ALL CONNECTが運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」は、小学生~中学生の子供がいる保護者300人を対象にスマホ利用実態調査を行いました。

本調査の結果、子どものスマホは「小学生」で持ち始める傾向があり、56%が低学年~高学年で所持していることがわかりました。端末はiPhone(40%)、回線は格安SIM(50%超)が主流という結果が出ています。
調査では、子どもにスマホを持たせた年齢や動機、使用端末、利用回線など、子どものスマホ利用実態の実像を明らかにしました。
Ms.ガジェット小学生でスマホを始める─56%が低学年~高学年
子供にスマホを持たせた学年
調査によると、子どものスマホ所有は小学生(低学年~高学年)からがピークで56%でした。内訳は、小学生低学年が28.33%、小学生高学年が28.33%となっています。


- 小学生以下: 6%
- 小学生低学年: 28.33%
- 小学生高学年: 28.33%
- 中学1年生: 11.33%
- 中学2年生: 2%
- 中学3年生: 3%
- まだ持たせていない: 21%
小学生低学年(28%)と高学年(28%)を合わせると56%となり、中学生全体(16%)の約3.5倍です。中学生以降にスマホを持ち始めるケースは少数派であることがわかりました。
Ms.ガジェット中学生のスマホ所有率は96%超
学年別スマホ所有率
学年別のスマホ所有率では、中学生(1~3年)になると96%以上の子供がスマホを持っていることがわかりました。


- 小学生低学年(1~3年): 50.40%
- 小学生高学年(4~6年): 84.42%
- 中学生(1~3年): 96.94%
中学生の所有率は96.9%で、小学生低学年(50%)の約1.9倍でした。低学年から高学年の間に34ポイント上昇しています。総務省「情報白書」では、スマホの世帯保有率が88.6%だったことを考慮すると、スマホの普及に伴い、子どものスマホ保有も増えていると考えられます。
Ms.ガジェット子どもの端末はiPhoneが40%で最多
子どもが使用している端末
子どもが利用している端末の種類の傾向を見ると、40%もの子どもがiPhoneを使っていることがわかりました。


- iPhone: 40%
- Android: 34.33%
- キッズ携帯: 15%
- わからない(子どもが選んだ): 10.67%
iPhoneが40%で最多となり、Android(34%)を6ポイント上回りました。iPhoneとAndroidを合わせると73%となり、キッズ携帯(15%)の約4.9倍でした。子どもにはキッズ携帯よりも通常のスマートフォンを持たせる家庭が圧倒的に多いことがわかります。
MMD研究所の調査では、iPhoneは48.3%、Androidは51.4%という結果が出ているため、子どもの方がiPhoneを求めている傾向があると考えられます。
Ms.ガジェット子どもの回線は格安SIMが50%超
子どもの利用回線を調査したところ、格安SIMが全学年で50%超とシェア1位でした。大手キャリアの約1.4倍となり、月額料金を抑えたいというニーズが背景にあると考えられます。詳細なデータは、今後のレポートで公開される予定です。
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