パンチ工業がパーパス漫画を公開
パンチ工業株式会社は、2025年12月15日に、パンチグループのパーパス「ものづくりによる信頼、真摯な技術、自由な創造力で、次世代の豊かな未来をカタチづくる」の制作過程を漫画化し、企業Webサイトにて公開しました。

社員のパーパスに対する理解促進と、パーパスに沿って行動する意識の醸成が目的です。企業方針を漫画化することは、同社初の試みとなります。
この漫画では、パーパスがどのような目的で策定されるのか、パンチグループのパーパスができるまでの過程、そしてパーパスに込められた想いなどがわかりやすく紹介されています。詳細については、企業Webサイトで確認できます。
漫画制作の背景と社員の反応
パンチグループは、これまで企業の重要な取り組みや中期経営計画を発表する際、社員への理解促進策としてパワーポイント資料や社内報を活用してきました。

しかし、資料が文字中心で理解しにくい、読みにくいといった声が社員から上がっていたため、漫画によるストーリー仕立てでの紹介を試みました。
その結果、漫画で紹介することにより、「文字だけよりも興味がわきやすく、最後まで読みやすい」「パーパスに対する理解が深まった」といったポジティブな反応が社員から寄せられたとのことです。
「パーパス誕生物語」のあらすじ
漫画の主な登場人物は、新田悟さん(28歳)と神崎友梨佳さん(32歳)です。中途採用でパンチグループに入社した新田さんは、当初は仕事に対して特に熱意を持っていませんでした。

ある日、工場内に掲示されたパーパスを目にした新田さんは、パーパス策定プロジェクトのチームリーダーである神崎さんに声をかけられます。神崎さんは、パーパスができるまでのエピソードを新田さんに語り始めます。
この漫画は、パーパスの重要性を理解していなかった主人公の視点を通して、パーパス策定の背景や意義をわかりやすく伝えています。
パンチグループのパーパスについて
パンチグループのパーパスは、「ものづくりによる信頼、真摯な技術、自由な創造力で、次世代の豊かな未来をカタチづくる」です。

このパーパスは、2025年の創業50周年を機に、次の100周年を見据え、社員が一体となって成長し、持続可能な社会の実現に貢献するための起点として策定されました。
また、人的資本経営を推進する上で、全社員が共有できる存在意義を明確にする必要があったことも、パーパス策定の背景にあります。
パーパス策定の特徴
パンチグループのパーパスは、コピーライターやコンサルティング企業に委託することなく、社員自身が策定した点が大きな特徴です。
製造、営業、管理部門からなる若手・中堅社員で構成されるパーパス策定プロジェクトが中心となって議論を行い、全社員を対象としたアンケートやヒアリングなども実施しました。
社員の意見を反映した、社員にとって身近なパーパスとなっています。
パンチ工業株式会社について
パンチ工業は、精密金型部品、自動化装置及びその周辺部品等の製造・販売を行っています。金型部品は、自動車やスマートフォンなどの製品を大量生産するために不可欠なもので、現代の生活を支える重要な役割を担っています。
同社は精密な金属加工技術に高い評価を得ており、特注金型部品では世界シェア1位(同社推計)となっています。また、ファクトリーオートメーション(FA)分野にも注力し、実績を伸ばしています。
パンチグループは、パーパスのもと、今後も世界のものづくりを縁の下から支えていくとしています。
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