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大崎電気、オセアニアでスマートメーター500万台突破

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目次

オセアニア地域でのスマートメーター稼働台数500万台突破

大崎電気工業株式会社(以下、大崎電気)の100%子会社であるEDMI Limited(以下、EDMI)は、オセアニア地域で稼働する同社製スマートメーターが累計500万台を突破したと発表しました。

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この台数は、ニュージーランドおよびオーストラリア東部5州に設置されているスマートメーターの約70%を占めています。大崎電気は、この実績がオセアニア市場におけるEDMIの存在感を示すものとしています。

ニュージーランドとオーストラリアでは、スマートメーターの需要が今後も堅調に拡大すると見込まれています。EDMIは、高いシェアを背景に、市場拡大に向けたさらなる事業成長を目指す方針です。

オセアニアのスマートメーター市場の動向

ニュージーランドでは2008年からスマートメーターの本格導入が始まり、現在では住宅への導入率がほぼ100%に達しています。(スマートメーターとは、電力の使用量を自動的に計測し、電力会社に送信する機器のことです。)

オーストラリアでは、スマートメーターが再生可能エネルギーや分散型電源(太陽光発電など、大規模な発電所以外の電源のこと)に対応した次世代電力網を支える重要なインフラとして位置付けられています。

オーストラリア・エネルギー市場委員会(AEMC)は、2030年までに主要地域でのスマートメーター導入を強力に推進することを決定しました。2024年11月時点でのオーストラリア東部5州のスマートメーター導入率は約43%です。

この状況から、ニュージーランドではスマートメーターの継続的な更新需要、オーストラリアでは導入拡大に伴う新規需要が見込まれています。

EDMIの優位性と今後の展開

EDMIは、オーストラリアで創業した企業であり、高い技術力と市場への深い理解を強みとしています。顧客のニーズに合わせた製品開発を共に進めてきたことが、同地域での高いシェアにつながったと大崎電気は説明しています。

オセアニア市場では、再生可能エネルギーや分散型電源の普及拡大に伴い、電力供給網の柔軟な制御が求められています。EDMIは、次世代スマートメーター「NEOS」を軸とした電力の計測・監視・制御を行うソリューション「NEOS Solution」を開発し、2025年7月から受注を開始しました。

「NEOS Solution」は、スマートメーター本体の高機能化により、電力量の計測に加え、大量のデータを収集・処理し、監視・制御まで行うことが特徴です。EDMIは、このソリューションを通じてオセアニア地域のエネルギー課題の解決に貢献し、さらなる成長を目指します。

大崎電気の海外事業と今後の計画

大崎電気の海外事業は、連結売上高の約41%、営業利益の約26%を占めています(2025年度通期見通しベース)。

同社は、現在の中期経営計画に基づき、スマートメーターとシステムを一体としたソリューションビジネスを拡大することで、収益性の向上に取り組んでいます。

2026年度は、海外売上高360億円、営業利益33億円とする計画です。2026年度の海外営業利益は、連結営業利益の約37%に達する見込みです。

Ms.ガジェット
スマートメーターの導入が進むオセアニア地域でのEDMIのシェア拡大は、今後の大崎電気の海外事業においても重要な位置づけになりそうですね。今後の動向に注目していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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