パナソニック コネクトの顔認証SDKが日立製作所のシステムに採用
パナソニック コネクト株式会社は、株式会社日立製作所の指静脈認証管理システムに同社の「顔認証SDK」が採用されたことを公表しました。この採用により、日立製作所の指静脈認証管理システムに顔認証によるPCやタブレットなどの端末ログイン機能が追加されます。

今回の機能追加では、離席ロック機能やなりすまし検知機能なども搭載され、より高度なセキュリティと利便性を両立した認証システムが実現される見込みです。
「顔認証SDK」について
パナソニック コネクトの「顔認証SDK」は、同社が持つ世界最高水準の顔認証技術を、事業者が開発するシステムやアプリに組み込むためのソフトウェア開発キットです。PCログオンやデバイス認証市場において、35万ライセンス以上の提供実績があるとのことです。

特に、官公庁や自治体、医療機関、金融機関など、高いセキュリティレベルが求められる現場での活用が進んでいます。
「顔認証SDK」の特長
- なりすまし防止など、セキュリティ対策に優れた顔認証精度を備えている。
- 自社サービスへの組み込みやすさを考慮した設計となっている。
顔認証精度の高さ
パナソニック コネクトによると、同社の顔認証技術は、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)が実施する評価において、高い精度を誇るとしています。2022年11月にはMugshot(正面顔データ)で世界1位を獲得。2024年3月にはMugshotとBorder(顔の向きや画質が変化するデータ)の2つの評価カテゴリーで世界1位を獲得したとのことです。

これらの評価結果は、顔認証技術の信頼性を示すものとして注目されています。
日立製作所の指静脈認証管理システムへの貢献
今回の「顔認証SDK」の採用により、日立製作所の指静脈認証管理システムは、より多様な認証方法を提供できるようになります。これにより、ユーザーは自身の環境や好みに応じて最適な認証方法を選択することが可能となり、利便性の向上が期待されます。
また、顔認証と指静脈認証の組み合わせにより、セキュリティレベルをさらに高めることができるとしています。
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