薄型テレビの所有状況と利用状況
マイボイスコム株式会社は、2025年11月1日から7日にかけて、薄型テレビの利用に関するインターネット調査を実施しました。この調査は、薄型テレビの利用状況や重視点、チューナーレステレビの所有状況などを把握することを目的としています。調査対象はマイボイスコムのアンケートモニターで、回答者数は11,443名です。
調査の結果、薄型テレビの所有率は9割強であることがわかりました。年代別に見ると、10・20代で約76％、30代で8割強となっています。
薄型テレビ購入のきっかけと重視点
薄型テレビの購入時期について、最も多かったのは「10年よりも前」の35.0％で、「5年超～10年以内」が22.9％でした。購入のきっかけとしては、「使っていたテレビが故障した、壊れた」が44.4％、「使っていたテレビが古くなった」が26.1％と、既存のテレビの買い替えが主な理由となっています。また、「地上放送のデジタル化」や「もっと大きい画面で見たい」といった理由もそれぞれ1割強ありました。
購入時の重視点
今後、薄型テレビの購入を検討する際に重視する点としては、「価格」と「画面サイズ」がそれぞれ60％台で最も多く、「メーカー・ブランド」が43.2％、「画質のよさ」が37.2％でした。利用しているメーカー別にみると、ソニーでは「メーカー・ブランド」と「画質のよさ」、パナソニックでは「メーカー・ブランド」の重視比率が高くなっています。
動画配信サービスの利用増加
薄型テレビ所有者のうち、テレビ番組以外に画面で見たり利用したりするものがある人は7割弱です。年齢層別に見ると、女性若年層で利用比率が高く、70代で低くなっています。具体的な利用内容は、「DVDやBD」が40.6％で最も多く、次いで「動画共有サービス」や「映像配信サービス」がそれぞれ3割強を占めており、2019年の調査と比較して増加傾向にあります。特に10～30代では「DVDやBD」を上回ってこれらのサービスが上位2位となっています。
LGエレクトロニクスやハイセンスジャパンのユーザーにおいては、「映像配信サービス・コンテンツに対応」を重視する傾向が他のメーカーのユーザーよりも高くなっています。
チューナーレステレビの現状と今後の展望
インターネットを通じて配信サービスを視聴することに特化したチューナーレステレビの所有率は約3.9％です。一方で、「持っていないが、今後購入を検討したい」という人も約7.7％存在しており、今後の市場拡大が期待されます。
今回の調査結果の詳細は、以下のURLで確認できます。
Ms.ガジェット
最後までお読みいただきありがとうございました！
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。