Z世代のノートPC選びは“AI棒”性能が重要に
NEW STANDARD THINK TANKが全国の高校3年生から大学生、およびその保護者を対象に『Z世代新大学生・保護者 “AI×ノートPC選び” 実態調査2026』を実施した結果が発表されました。

調査によると、保護者の74.8%が、お子様の大学進学時に「AIが使えるノートPCを選びたい」と回答しています。また、学生の73.8%がAIを「身近な相談相手」、つまり“学びや生活を支える相棒=AI棒(相棒)”と捉えていることが明らかになりました。
価格や性能に加え、「AIを通じた体験価値」を重視する傾向が強まっており、学生や保護者のPC選びの価値基準が変化している実態が伺えます。
Ms.ガジェットAI対応PCは「必須条件」へ
AI対応PCは、もはや「あれば良い」というレベルではなく、「必須条件」になりつつあることが調査で示唆されました。大学での学習において、レポート作成や情報収集、語学学習など、あらゆる場面でAI活用が前提となっているため、保護者は入学直後からAIを使える環境を整えることが重要だと感じているようです。
PC選びの際も、「価格」や「軽さ」よりも先に“AIが使えるかどうか”を比較する時代に移行していることが伺えます。
Ms.ガジェットAIは「相談相手」としての役割を拡大
学生の73.8%が「AIを身近な相談相手と感じる」と回答しており、AIは課題作成の補助だけでなく、日常的な悩みや意思決定まで支える存在になりつつあります。レポートの方向性確認や将来の選択肢整理、学習計画の策定など、AIが学生の思考プロセスをサポートするパートナーとしての役割が拡大しています。
AIは単なる効率化の道具ではなく、自分の考えを言語化し、整理する手助けをしてくれる相棒として捉えられているようです。
Ms.ガジェット保護者のPC選びの価値基準は「AI基準」へ
保護者がPCを選ぶ際の価値基準は、「AI基準」へとシフトしていることが明らかになりました。従来、最も重要視されてきた「性能(71.2%)」や「価格(61.2%)」に次いで、「AI対応」が44.1%と主要な判断軸となっています。
AI対応PCは、単なる付加価値ではなく、入学後の学習効率や将来のキャリア形成までを左右する“先行投資”として認識され始めていると考えられます。
Ms.ガジェット「AIで何ができるか」がPC選択の理由に
学生の62.8%が、次に購入するPCでAI機能を重視すると回答しています。これは、PCの価値が「性能の高さ」や「価格の安さ」だけで決まる時代から、“AIをどれだけ活用できる環境か”が選択基準になる時代へと移行していることを示唆しています。
学生自身がAIの有用性を日常で実感しているため、購入時も「AIでできること」=そのPCの価値と直結して判断していると言えるでしょう。
これは、時間対効果を重視するZ世代が、AIを使いこなせるかどうかを、学生生活への投資だけでなく、将来の自己投資として捉えている結果とも考えられます。
Ms.ガジェット今回の調査からは、学生はすでにAIを日常の学びや生活に溶け込ませ、共に考える力=“共存スキル”を磨いている実態が明らかになりました。また、保護者もAIが「学び方」そのものを変える存在であることを認識し、学費や設備投資を“AIをどう使いこなせるか”という視点と結びつけて捉える傾向が伺えました。いまやノートPCは、“AIが活きる環境を選ぶ”という意味での“AI選び”へと変化していると言えるでしょう。
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