株式会社東陽テクニカは、小型から中型のモータを対象としたオールインワン負荷モータトルク試験ベンチ「TSB DRIVEシリーズ」を2026年3月27日に販売開始しました。eモビリティや産業機器のモータ小型化・高出力化に向けた評価システムとして、力行・回生試験への対応と高速応答負荷が特長です。
目次
背景と概要
eモビリティ分野や産業機器分野では、電動化の進展に伴い、モータおよびインバータの一層の小型化、高出力化、高効率化が求められています。東陽テクニカは2022年3月から「TSBシリーズ」を提供し、ユーザーニーズに応じてカスタマイズを重ねてきました。今回の「TSB DRIVEシリーズ」は、1.5kW~5.0kWの小型~中型モータ向けに、力行試験に加え回生試験を標準化しました。回生エネルギーの活用は、エネルギー効率の向上や航続距離の伸長に直結します。

Ms.ガジェットeモビリティの普及に伴い、モータ評価のニーズが高まっていることを実感します。
主な特長
「TSB DRIVEシリーズ」の主な特長は以下の4点です。

- モータトルク計測に必要なアイテムをオールインワンで提供。導入後すぐに評価開始が可能です。
- 応答性に優れた負荷モータを採用し、同クラス比で最大8分の1の低慣性を実現。250µs周期でリアルタイム負荷指令し、実機に近い負荷試験ができます。
- 電力計や温度ロガーと接続し、1つのソフトウェアでT‑N特性、モータ効率測定など幅広い試験に対応。
- 多様な運転モードにより、開発初期から出荷検査まで幅広い工程をサポート。自動試験や耐久試験、OK/NG判定機能などを備えます。
Ms.ガジェットオールインワンシステムは、セットアップの手間を大幅に削減できそうですね。
製品仕様
システム仕様と対応試験などを以下に示します。

| 項目 | 仕様・対応 |
|---|---|
| 対応モータ出力 | 1.5kW~5.0kW |
| 標準装備 | トルク計、負荷モータ、制御盤、ソフトウェア、治具、安全装置、計測器ワゴン |
| 負荷制御モード | トルク制御、回転数制御、位置制御、電流制御 |
| 主な対応試験 | T‑N特性、T‑I特性、モータ効率測定、温度上昇試験、拘束負荷試験、誘起電圧測定、ロストルク測定 |
Ms.ガジェット250µs周期の指令は、高速なモータ制御の検証に最適です。
販売情報と今後の展望
「TSB DRIVEシリーズ」は「TSBD2000」、「TSBD1000」、「TSBD500」の3機種で、2026年3月27日に販売開始しました。販売価格は要お見積りです。東陽テクニカは、今後も「TSBシリーズ」を通じてモータ性能評価の環境を提供し、電動市場の発展に貢献していくとしています。
Ms.ガジェット価格は要お見積りですが、カスタマイズ性の高さが伺えます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

