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ステッピングモータ評価に特化した新シリーズが登場
東陽テクニカは、モータ性能を評価するオールインワン試験ベンチ「TSB(Toyo Smart Bench)シリーズ」の新モデルとして、ステッピングモータ評価に特化した「TSB STEP」シリーズを発売しました。ラインアップは「TSBS022/P」、「TSBS340/P」、「TSBS070/H」の全3機種です。

本シリーズは、高速化や高トルク化が進むステッピングモータの研究・開発を支援するために開発されました。従来の糸掛け方式に代わる電磁ブレーキ方式を採用し、正確かつ安定した計測を可能にしています。
Ms.ガジェットステッピングモータの性能評価を自動化できるのは、開発現場にとって大きな効率化になりそうですね。
自動計測を実現する独自技術と特長
「TSB STEP」シリーズは、東陽テクニカが独自に開発した「低慣性負荷ユニット」を採用しています。これにより、従来の電磁ブレーキ方式の課題であった慣性の影響を抑え、100mN・mから数N・mまでのトルク領域でも安定した負荷制御を実現しました。

また、10,000rpm以上の高速回転領域での評価にも対応しています。パルスジェネレータ(パルス信号を発生させる装置)と連携することで、実際の装置と同等の駆動条件を再現し、実運転環境に近い性能評価が可能です。
- ステッピングモータ評価に必要なトルク計、ブレーキユニット、ソフトウェア、治具を一式セットで提供
- 面板方式の採用により、誰でも簡単に軸合わせが可能
- 統一されたユーザーインターフェースからパルス制御やデータ計測が可能
- 複数回のプルイン/プルアウト計測を自動化し、結果を即座にグラフ描画
Ms.ガジェット熟練度を問わず正確な計測ができるよう設計されている点は、作業の標準化において重要なポイントです。
製品仕様と対応試験メニュー
本シリーズでは、ステッピングモータの特性を多角的に分析可能な試験メニューが用意されています。以下は主な対応試験項目です。
| 試験メニュー | 詳細 |
|---|---|
| プルイン試験 | TSBS070/Hを除く全機種で対応 |
| プルアウト試験 | 全機種で対応 |
| T-N特性 | トルク-回転数特性の測定 |
| T-I特性 | トルク-電流特性の測定 |
| その他 | モータ効率測定、温度上昇試験など |
測定可能な項目には、トルク、回転数、電力、電流、電圧、効率、温度などが含まれます。なお、製品の販売価格については個別のお見積り対応となっています。今後も東陽テクニカは、電動化が進む市場において、モータ性能向上に貢献するソリューションの提供を継続する方針です。
Ms.ガジェット効率や損失、発熱まで統合的に測定できるため、製品の信頼性向上に広く役立ちそうなシステムですね。
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