tonari株式会社が、株式会社ミスミグループ本社が提供する機械部品調達AIプラットフォーム「meviy」と「meviyマーケットプレイス」を本格導入したことが明らかになりました。この導入により、同社の部品調達リードタイムが従来の2週間から1/4に短縮され、週2回の高速試作サイクルを実現しています。
スタートアップ開発における調達課題
近年、製造業のスタートアップ企業では、市場投入までのスピードを重視し、試作と検証を繰り返すアジャイルな開発体制が採用されることが増えています。設計変更が頻繁に発生するため、部品調達のリードタイムや加工先の選定が開発のボトルネックとなり、製品の市場投入が遅れるリスクがあります。特に、試作・検証の回数は製品の完成度を左右するため、調達の効率化は競争力の源泉となる重要な課題となっています。

Ms.ガジェットtonariの導入背景と課題
tonari株式会社は、遠隔地同士を「同じ空間のように」つなぐ空間拡張ポータルを開発する日本発のグローバル・スタートアップです。等身大スクリーンと高速な映像・音声処理により、超低遅延で拠点を接続し、場所にとらわれない協働を実現します。同社のハードウェアでは、カメラモジュールや筐体の品質がユーザー体験を左右するため、設計通りの精度と仕様検証を繰り返す開発が求められました。導入前は内製加工や協力会社に依頼していましたが、調達リードタイムや品質のばらつきにより、試作プロセスが安定しない課題がありました。これらの課題を解決するため、meviyとmeviyマーケットプレイスの導入に至りました。試作ではmeviyを、meviyで難しい形状や量産部品はmeviyマーケットプレイスを活用し、フェーズに合わせた最適な調達を実現しています。

Ms.ガジェット導入による具体的な効果
meviyとmeviyマーケットプレイスの導入により、以下の効果が得られました。

- 加工品の調達リードタイムを、従来の2週間から1/4に短縮。2D図面を作成せずに短納期調達が可能となり、週2回の高速試作を実現。
- 直感的なUIにより、設計者が迷わず部品を手配可能に。日本語に不慣れな設計者でも問題なく利用でき、開発業務が円滑に。
- 加工条件の確認や見積もり依頼のやり取りが大幅に減少。調達に伴う工数を削減し、設計者が本来の設計業務に集中できるようになった。
Ms.ガジェットmeviyとmeviyマーケットプレイスの概要
meviyは、機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で見積もり、独自のデジタル制造的システムにより最短1日での出荷を実現するプラットフォームです。4年連続で国内シェアNo.1を獲得し、第9回ものづくり日本大賞で内閣総理大臣賞を受賞しています。一方、meviyマーケットプレイスは、「あらゆる機械加工部品をワンストップで手間なく」手配できる日本最大級の製造業マーケットプレイスです。AIマッチングで条件に合う製造パートナーをリコメンドし、デジタル完結で取引できるため、「探す手間」「つながる手間」「やり取りの手間」を大幅に削減します。

Ms.ガジェット今後の展望
ミスミは、サービスの向上を通じてものづくり産業に時間価値を提供し、生産性向上に貢献していくとしています。tonari株式会社 代表取締役CTOの川口良氏は、「meviyは私たちにとってなくてはならない存在です」とコメントしています。この導入事例のように、AIを活用したデジタル調達プラットフォームの普及が、製造業全体の開発スピード向上につながることが期待されます。

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