エス・アンド・アイ株式会社(S&I)は、システムのインシデントを一元管理するプラットフォーム「PagerDuty Operations Cloud」を国内展開するPagerDuty株式会社と販売代理店契約を締結しました。これに伴い、AIを活用したマネージドサービス「S&I AI-Bot-Center」の提供を開始しています。
背景:IT運用の課題とAIOpsの期待
近年、クラウド化の進展やサービスの高度化・複雑化により、企業のITシステム運用はより高度な対応が求められています。一方で、従来の人手中心の運用では、運用負荷の増大や対応品質の属人化といった課題が顕在化しています。さらに、24時間365日の安定稼働、セキュリティーリスクへの迅速な対応、運用コストの抑制などの要求が高まる中、IT人材不足を背景に、運用体制の維持自体が大きな課題となっています。

こうした状況を踏まえ、運用負荷の軽減、障害対応の迅速化、品質の平準化を同時に実現する手段として、AIOpsが注目されています。AIOpsでは、障害の兆候検知や対応判断の自動化、ナレッジの蓄積・活用を通じて、運用品質の標準化と対応スピードの向上を目指します。
Ms.ガジェット「S&I AI-Bot-Center」の概要
S&Iでは、従来提供している企業のITインフラの運用・保守をサポートするマネージドサービス「sandi Managed Service」へのAIOps導入を目的にPagerDuty Operations Cloudを採用します。これにより、「S&I AI-Bot-Center」は、従来人手で行っていた障害受付や担当者への通知を自動化し、障害の切り分けから一次対応までを迅速に行える体制を実現します。

Ms.ガジェット主な機能と特徴
「S&I AI-Bot-Center」では、PagerDuty Operations Cloudの機能を活用し、以下の自動化を実現します。

- アラートの自動削減と整理: 大量に発生するアラートをAIによって分析し、対応が必要なもののみを運用担当者に通知します。
- インシデントの自動作成と通知: 障害検知からインシデント登録、担当者への通知までのプロセスを自動化します。
- 通知制御とチューニングサービス: 標準仕様に基づいたチューニングを提供し、アラートの過剰通知を抑制します。
- 一次対応の自動化(予定): 今後、障害発生時の一次対応なども自動化の対象とします。
Ms.ガジェット技術基盤:PagerDuty Operations Cloud
PagerDuty Operations Cloudは、700以上のツールと連携可能なAI駆動型のインシデント管理プラットフォームです。世界の34,000以上、日本国内では400社近くの企業で採用されており、24時間365日のサービス稼働を支えています。AWSやZABBIXなど多数の監視ツールと連携し、システム障害を自動検出・診断。迅速な解決を支援するとともに、インシデント管理プロセスを継続的に改善し、再発防止や将来の障害発生防止を可能にします。

Ms.ガジェット今後の展望
S&Iでは、AIを活用した自動化・高度化の対象範囲を順次拡大していく計画です。具体的には、お客さま用ITSM(IT運用管理ツール)の公開、運用レポートの生成、ナレッジ管理など、より包括的な運用自動化を目指します。
これにより、お客さまには、煩雑になりがちな運用業務から解放され、重大インシデント対応や本来注力すべき業務に専念できる環境を提供するとしています。さらに、これまで培った運用ノウハウと技術力を生かし、より高品質なマネージドサービスの提供を進めていきます。
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