QPS研究所、小型SAR衛星「ミクラ-I」を2026年5月以降に打上げ予定
小型SAR衛星「ミクラ-I」の打上げ計画が発表
QPS研究所は、開発・運用を行う小型SAR衛星の13号機「ミクラ-I(ミクラ・ワン)」について、米国Rocket Lab社のロケット「Electron」による打上げが決定したと発表しました。打上げは2026年5月以降を予定しています。

SAR(合成開口レーダー)とは、電波を使用して地表の画像を取得するレーダーのことです。雲や噴煙を透過する性質があるため、天候や昼夜を問わず観測が可能という特徴を持っています。
Ms.ガジェット打上げミッションの概要
今回の打上げは、QPS研究所の専用ロケットミッションとして実施されます。Electronのミッションネームは「The Grain Goddess Provides(穀物の女神が恵みを与える)」と名付けられました。

打上げ詳細情報
- 打上げ時期:2026年5月以降(天候等により順延の可能性あり)
- 使用ロケット:Rocket Lab社「Electron」
- 投入軌道:中傾斜軌道、高度575km予定
- 打上げ射場:ニュージーランド・マヒア半島 Rocket Lab Launch Complex 1
ミッションパッチには、愛称の由来である実り豊かな稲穂がデザインされています。また、パッチに描かれた7つの星は、これまでElectronによって打ち上げられたQPS-SAR衛星の数を示しているとのことです。
Ms.ガジェットQPS-SARプロジェクトの今後の展開
QPS研究所が開発する「QPS-SAR」は、独自の展開式アンテナ技術により、従来のSAR衛星と比較して約20分の1の質量と約100分の1のコストを実現したと説明しています。また、民間SAR衛星として世界トップレベルの46cm分解能での画像取得が可能です。

同社は、以下の目標を掲げて衛星コンステレーション(複数の人工衛星による観測システム)の構築を進めています。
- 2028年5月末までに24機の運用を目指す
- 2030年までに36機の衛星を投入する
- 平均10分間隔の準リアルタイム観測データ提供を実現する
今回打ち上げられる13号機は、新たな傾斜軌道へ投入される最初の機体として「ミクラ-I」と命名されました。この軌道は経済活動が活発な大型都市圏を多く観測できるエリアとなっており、今後の観測データの活用が期待されています。
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QPS研究所、小型SAR衛星「ミクラ-I」を2026年5月以降に打上げ予定
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