パナソニック株式会社空質空調社は、群馬パース大学との共同で、実際に人が利用する室内環境において気体状次亜塩素酸を用いた付着ウイルスの不活化効果を調べる基礎的研究を実施しました。
目次
研究の背景と目的
パナソニックは約40年にわたり次亜塩素酸技術の研究を続け、数多くの除菌・ウイルス抑制効果を確認してきました。感染症リスクを低減し、人々が安心・安全に暮らせる「感染制御空間」を実現するため、研究の範囲を「疾病等の原因物質抑制」から「疾病等の抑制」に拡大。2025年1月には群馬パース大学の教室と実習室を使って、次亜塩素酸を用いた浮遊菌および付着菌への除菌効果に関する基礎的研究を開始しました。

Ms.ガジェット約40年にもわたる次亜塩素酸技術の研究を、実際の使用空間で検証する产学研連携は、感染対策として重要な一歩です。
実験の方法と環境
本次研究では、群馬パース大学の実習室(約56畳、バイオセーフティレベル2対応)を使用しました。次亜塩素酸水溶液を生成し揮発させる実験装置を設置し、臨床由来株のインフルエンザウイルスA型(H1N1)およびエコーウイルス30型(E30)をシャーレに付着させました。気体状次亜塩素酸に暴露させた場合と自然減衰の場合とを24時間後に比較しました。

- 実験場所:群馬パース大学 実習室(約56畳、バイオセーフティレベル2)
- 使用装置:次亜塩素酸水溶液を生成・挥发させる実験装置
- 対象ウイルス:インフルエンザウイルスA型(H1N1)、エコーウイルス30型(E30)
- 暴露時間:24時間
- 比較条件:気体状次亜塩素酸暴露 vs 自然減衰
Ms.ガジェット実際に人が利用する室内環境で実験が行われた点が、この研究の実用性を高めています。
不活化効果の結果
実験の結果、気体状次亜塩素酸を暴露させた場合、インフルエンザウイルスでは99.9%、エコーウイルスでは99.0%の不活化が観察されました。
| ウイルス種 | 不活化率 |
|---|---|
| インフルエンザウイルスA型(H1N1) | 99.9% |
| エコーウイルス30型(E30) | 99.0% |
Ms.ガジェット99%を超える高い不活化率は、インフルエンザウイルスなどへの効果を示す有望なデータです。
注意点と今後の展開
本研究は基礎的な実験であり、次亜塩素酸水溶液を搭載した製品での効果検証ではありません。疾病に対する効果を検証したものではなく、実使用環境での効果は別途確認する必要があります。パナソニックは今後も感染制御空間の実現に向けて研究を進めるとしています。
Ms.ガジェット基礎研究段階ですが、実用製品への展開に向けたさらなる検証が期待される成果です。
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