株式会社インプレスは、国内のドローンビジネス市場の動向を調査した『ドローンビジネス調査報告書2026[『実証』から『社会実装』への転換──産業基盤強化と2030年への戦略]』を2026年3月27日に発売すると発表しました。本報告書は、利用企業動向調査や技術動向を新たに掲載し、リニューアルされています。
市場規模は2025年度に4973億円、2030年度には9544億円に拡大予測
インプレス総合研究所の推計によると、2025年度の日本国内におけるドローンビジネス市場規模は4973億円(前年度比13.8%増)です。2026年度は5501億円、2025年度から2030年度にかけて年平均13.9%で成長し、2030年度には9544億円に達する見込みです。

市場は機体市場、サービス市場、周辺サービス市場の3つで構成されます。2025年度はサービス市場が2711億円(同18.1%増)で最も大きく、機体市場が1227億円(同8.2%増)、周辺サービス市場が1036億円(同10.0%増)でした。
| 市場区分 | 2025年度規模(億円) | 前年度比 |
|---|---|---|
| サービス市場 | 2711 | 18.1%増 |
| 機体市場 | 1227 | 8.2%増 |
| 周辺サービス市場 | 1036 | 10.0%増 |
各市場は2030年度までに2桁の年平均成長率が予測されています。機体市場ではDJIやSkydioがドローンポート(ドック)に注力し、充電・格納・離着陸の自動化による活用シーンの拡大が進むとみられます。
Ms.ガジェットサービス市場の成長を支える点検・土木・建築分野の実運用
サービス市場では、点検分野の成長が顕著です。下水道管路の緊急点検義務化を受け、人が立ち入れない環境でのドローン活用が広がっています。橋梁点検では、AIで鋼材のサビとコンクリートのひび割れを同時検出するサービスも始まっています。

土木・建築分野では、ドローンポートを活用した測量や現場進捗管理が公共・民間問わず導入されています。国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)への登録も進み、技術面は実用レベルに達しています。
農業分野では農薬散布が定着し、林業では最大積載重量の大きい運搬用ドローンの登場で資材運搬が進みました。ドローンショーはエンターテインメントとして定着し、マーケティングツールとしても活用されています。
Ms.ガジェットドローン利用企業の7割以上が実装フェーズに、ドローンポート関心も高まる
利用企業動向調査(有効回答1076人)では、ドローンを業務に「利用している」企業は13.1%、「利用したことがある」が7.2%で、計20.3%に利用実績がありました。「利用を検討している」の6.5%を加えると26.8%がドローン活用に関与しています。

企業規模が大きいほど利用率は高く、業種別では「電気・ガス・熱供給・水道業」が突出、「建設業」「通信業」も高く、インフラ・現場産業での普及が顕著です。「利用を検討していない」が45.9%と半数近くを占め、二極化の傾向が見られます。
ドローン利用経験企业中では、活用進捗で「実運用」が48.9%、「運用実証」が24.7%で、合わせて7割以上が概念実証(PoC)を終えて実装フェーズに入っています。現在利用中の企業では「実運用」が64.5%でした。業種別では建設業で67.6%、電気・ガス・熱供給・水道業で66.7%と実運用率が高くなっています。
- ユースケース上位:土木・建設(現場状況把握)24.6%、点検(設備外観)20.4%、土木・建設(測量)18.0%
- ドローンポートの利用・検討状況:利用中17.6%、検討中30.8%で計48.4%
ドローンポートは操縦者が现场に行く必要をなくす「遠隔・完全自動運用」の核心技術で、関心は「飛行」から「運用の無人化」へシフトしているとみられます。現在利用中の企業では32.6%が利用しており、テスト運用も含めて強い関心があります。
Ms.ガジェット調査報告書『ドローンビジネス調査報告書2026』の構成と販売情報
本報告書は、市場動向、事業者動向、業界別動向、技術動向、利用者動向などを多角的に分析し、国内ドローン関連ビジネスの成功戦略を企画・立案するための情報を網羅しています。全6章、562ページで構成されます。

第1章では市場規模やロードマップ、法規制などを、第2章では機体やソフトウエアなどの事業者動向を、第3章では各省庁の動向をまとめています。第4章では農業や土木・建築など14業界の活用実態を、第5章では要素技術やAIの影響を、第6章では利用企業動向調査の結果を掲載しています。
価格はCD(PDF)版・電子版が143,000円(税込)、CD(PDF)+冊子版が154,000円(税込)です。2026年3月27日に発売予定で、26日に出荷開始されます。詳細は株式会社インプレスが運営する研究サイトで確認できます。
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