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IIJら、直接水冷AIサーバ搭載モジュール型データセンターを本格稼働

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株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)とPreferred Networks(以下、PFN)、国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(以下、JAIST)は、経済産業省とNEDOの公募事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」に採択された「超高効率AI計算基盤の研究開発」の一環として、直接水冷方式高密度AIサーバを実装したモジュール型データセンター「AImod」を2026年4月から本格稼働させると発表しました。

目次

AImodの概要

AImodは、IIJの白井データセンターキャンパスに構築された、直接水冷方式を採用したモジュール型データセンターです。高密度なAIサーバを効率的に冷却し、エネルギー消費を最適化することを目的としています。2025年7月にはIIJ松江データセンターパークで試験稼働を行っており、今回のアップグレードによって実用性が高められました。

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Ms.ガジェット
直接水冷方式を採用したモジュール型データセンターというのは、省エネ効果が高く、AI計算の効率化に貢献しそうですね。

主な環境性能

指標説明
pPUE(フリークーリングモード)1.1台部分PUE。値が1に近いほどIT機器以外の電力消費が少ない
pPUE(年間平均)1.2台
WUE(水利用効率)0冷却で水を消費しないことを示す
AImodの主要環境指標

技術的特徴

AImodは以下の技術的特徴を持ちます。

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  • フリークーリング:外気などの自然エネルギーを利用し、コンプレッサーを最小限にした冷却方式。
  • ブリードインポンプ:サーバからの温水を一次側の冷温水と混合して再循環させ、供給水温を17度から45度超まで可変供給可能。
  • 水冷/空冷ハイブリッド冷却:水冷と空冷の比率を7:3とし、GPU/CPUは水冷、その他コンポーネントは空冷で冷却。
  • 三相4線400V給電:従来の三相3線給電と比較し、電力効率化と変圧損失低減を実現。
Ms.ガジェット
pPUEが1.1という数値は、データセンターのエネルギー効率を測る上で非常に高い水準を示しており、参考になります。

研究開発の目的

本研究開発では、AImodの運用を通じて実用性を検証し、省エネ指標の策定および評価を実施します。PFN、IIJ、JAISTは、実際のAIワークロードを用いてAI計算基盤としての効率性と運用性を検証します。また、JAISTとPFNは共同でSoftware Defined Liquid Cooling Facilityによるデータセンターの資源割り当て最適化を研究し、PFN、IIJ、JAISTは次世代MN-Coreシリーズの水冷技術および高密度化の実証実験を行います。

Ms.ガジェット
この研究開発が成功すれば、AI計算基盤の標準的な設計指針になり、産業全体に良い影響を与える可能性があります。

今後の展開

AImodは、実運用を通じたレファレンスモデル開発と省エネ指標の策定を経て、AI基盤構築を支援するファシリティソリューションとして提供される予定です。PFNは次世代AIアクセラレータの開発を進め、国産の大規模商用AI計算基盤の実現を目指しています。

Ms.ガジェット
水冷データセンターの実用化が進めば、AIインフラの持続可能性が向上し、環境負荷の軽減につながりそうです。
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