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FDK、PFASフリーのニッケル水素電池を4月から量産出荷

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FDK株式会社は、同社製ニッケル水素電池「HR-3UTG」および「HR-4UTG」について、環境負荷物質であるPFAS(ペルフルオロアルキル及びポリフルオロアルキル化合物)を使用しない製品として開発を完了し、2026年4月より量産出荷を開始することを発表しました。

ニッケル水素電池は、幅広い温度範囲での使用、繰り返し充電による環境負荷の低減、高いリサイクル性、水溶性電解液による安全性などが特長です。従来品も家電・セキュリティ・医療・車載アクセサリなど多様な用途で採用されてきました。

目次

PFAS規制への対応

近年、PFASの製品使用を規制する動きが強まっています。PFASは水や油をはじく性質から幅広く使用されますが、自然界で分解されにくく、人体への蓄積可能性が懸念されています。二次電池の性能維持にも重要な材料として広く使用され、FDKのニッケル水素電池にも使用されていました。

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環境負荷物質を排除しつつ従来の電池特性を維持する技術開発には、高いハードルがあったことがうかがえますね。

新規材料による置き換えに成功

同社は、より環境に優しい電池を提供したいとの技術者の想いから、PFASを新規材料で置き換え、新しい製法を適用する開発に取り組みました。その結果、現行製品と同等の電池特性を維持したPFASフリー製品の開発に成功したとのことです。

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性能を落とさずに環境負荷を低減できたのは、技術力の高さの表れと言えるでしょう。

製品仕様

リニューアルされるのは、単3形サイズの「HR-3UTG」(JIS規格名:HR6)と単4形サイズの「HR-4UTG」(JIS規格名:HR03)です。リモコン、懐中電灯、トランシーバー、玩具など、乾電池を使用する機器での利用を想定しています。

項目 HR-3UTG HR-4UTG
公称電圧 1.2V 1.2V
公称容量 2000mAh 800mAh
定格容量 1900mAh 750mAh
寸法・質量 外径14.35mm、総高50.4mm、約27g 外径10.5mm、総高44.5mm、約13g
主要仕様(熱収縮チューブを含む)

環境への取組み

本製品は、ISO9001・ISO14001認証を取得した高崎工場(群馬県高崎市)で生産されます。PFASフリー化に加え、RoHS指令や欧州電池規則(2023/1542)などの環境法令にも準拠しています。製造からリサイクルまで一連の工程での環境負荷低減により、持続可能な社会への貢献を目指すとしています。

Ms.ガジェット
材料調達から廃棄まで一貫した環境配慮が、サステナビリティ重視の現代市場で評価されるポイントになりそうです。

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