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成層圏での過酷な環境下で安定稼働を実現
エレコム株式会社が協賛する「宙漆プロジェクト」の第5回打ち上げにおいて、同社のナトリウムイオンモバイルバッテリーが採用され、成層圏での撮影に成功しました。このプロジェクトは、スペースバルーンを使用して高度約30kmの成層圏まで漆のアート作品を運び、撮影を行うという試みです。

打ち上げが行われたモンゴル国では、地上でもマイナス10度という低温環境であり、成層圏においてはマイナス60度以下に達することもあります。今回採用されたナトリウムイオンモバイルバッテリーは、マイナス35度から50度までの幅広い温度環境下で使用可能な特性を備えており、過酷な環境での電源供給を担いました。
Ms.ガジェットマイナス35度という低温環境でも動作可能なバッテリーというのは、地上での利用だけでなく、こうした特殊な環境下で非常に強みを発揮しますね。
プロジェクトの成果と撮影の記録
今回の打ち上げにおける最高到達高度は19,229mを記録しました。目標としていた30,000mには届かなかったものの、搭載されていたすべてのカメラは良好に作動し、最高高度到達までの撮影に成功しています。

なお、搭載されたカメラの一部では、打ち上げから着地後までのフライト全区間の映像記録にも成功したとのことです。同社は、今回のプロジェクトを通じた簡易試験・調査の結果を踏まえ、本製品の信頼性を確認しています。
Ms.ガジェット目標高度には届かなかったものの、カメラが正常に動作し続けた点は、バッテリーの安定性を示す重要な成果といえそうです。
アートとテクノロジーの融合を目指す取り組み
「宙漆プロジェクト」は、京都市立芸術大学の美術学生と、名古屋大学・名古屋工業大学などの工学系学生が協力して進めているプロジェクトです。2022年から開始されたこの活動は、アートとテクノロジーを融合させることを目的としています。

主なプロジェクトの目的は以下の通りです。
- 漆作品をスペースバルーンで成層圏まで運ぶ
- 漆の表面に地球と宇宙が映り込む様子を撮影する
- 大学の垣根を越えた学際的な研究と芸術活動の推進
今後もアートとテクノロジーの融合を目指す同プロジェクトの動向が注目されます。
Ms.ガジェットアート作品を宇宙空間に飛ばして撮影するという発想は、非常に芸術的でユニークな試みだと感じます。


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