株式会社ダイレクトクラウドは、株式会社ハンモックが提供する帳票設計不要のAI-OCRサービス「DX OCR」との連携オプションを、2026年9月1日より提供開始しています。
紙・FAX運用における4つの課題と連携の背景
紙やFAXで届く書類を人の手で仕分け、確認、入力し、そのまま保管する運用を続ける現場では、さまざまな負担が生じています。具体的には、毎日届く書類の処理に追われて本来の業務が後回しになる点や、1枚あたり数分の入力作業が積み重なって人件費と工数を圧迫する点などが挙げられます。

また、紙のまま保管されることでデータが活用されない点や、電子帳簿保存法(電帳法)への対応負担が増す一方で入力担当者の確保が難しくなっている点も課題となっています。帳票をデータ化する工程と保管・管理する工程が別の仕組みに分かれていることが原因であるため、ダイレクトクラウドでは両者をつなぐ仕組みとして本オプションの提供を開始しています。
「DX OCR」と連携した3段階の自動化フロー
本オプションでは、データ化から管理・運用までを3段階のプロセスでつなぎます。複合機やスキャナで画像化した帳票を監視フォルダへ格納すると、「DX OCR」が自動で取り込み、AIが構造を解析して必要な値を抽出します。
- データ化(DX OCR):AIが帳票の構造を解析し、確信度の低い箇所はベリファイ画面で色分け表示するため、必要な箇所だけを確認・修正できます。
- DirectCloudへアップロード:確定したデータと帳票は「DirectCloud」の電帳法対応領域へ自動でアップロードされ、文書属性として登録されます。
- 属性管理・検索:取引年月日や取引金額、取引先名などを条件とした検索が可能となり、電帳法の要件に対応します。
月間5,000枚処理時の導入効果の試算
ハンモックによる試算によると、1枚あたり7分を要していた一連の作業は、導入後におよそ1分に短縮されます。月間5,000枚を処理する場合の試算内容は次のとおりです。
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 1枚あたりの作業時間 | 約7分 | 約1分 |
| 月間の作業時間(5,000枚) | 583時間 | 83時間 |
| 月間の支出目安 | 116万6,000円 | 26万6,000円 |
※ 上記はハンモックによる試算例であり、実際の効果は帳票の種類や運用方法によって異なります。導入前の金額は人件費(583時間×時給2,000円)、導入後の金額は人件費(83時間×時給2,000円)に月次5,000枚プランの月額料金を加算した金額です。金額はすべて税別で、DirectCloudの利用料は含まれていません。
Ms.ガジェット「DX OCR」DirectCloud連携オプションの提供概要
本オプションの提供形態や料金プランは以下のとおりとなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 「DX OCR」DirectCloud連携オプション |
| 提供開始日 | 2026年9月1日 |
| 提供形態 | クラウドサービス(デスクトップアプリを提供) |
| 対応文書 | 活字・手書き、定型・非定型帳票(PDF・JPG等) |
| 年間ライセンスプラン | 年額360,000円から(年間12,000枚のエントリープランなど) |
| 月次プラン | 月額30,000円から(月間1,000枚プランなど) |
| 初期導入支援費 | 200,000円(※月次1,000枚プランは0円) |
※ 価格はすべて税別となっており、DirectCloudの利用料は含まれていません。
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