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Daiphys、微弱光の高速撮像を可能にするGAPDカメラ「IMONY」を開発

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Daiphys Technologies LLCは、山形大学を中心とする研究チームと共同で、微弱光の高速撮像を実現する可視光高速カメラ「IMONY」を開発したと発表しました。このカメラは、天体から届く非常に微弱な光を高精度で計測できるように設計されており、京都大学岡山天文台の「せいめい望遠鏡」に搭載して、かにパルサーの光パルスを成功裏に検出しました。

目次

高出力GAPDアレイを活用した新構造

IMONYは、素粒子・放射線物理実験で使われる技術を応用したGAPD(Geiger-mode Avalanche Photodiode)アレイを搭載しています。8×8ピクセルの構成で、光子の到来時刻を100ナノ秒(1千万分の1秒)の時間分解能で記録可能です。位置情報と時間情報を同時に捉えることで、光の瞬間的な変動を精密に観測できます。

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かにパルサーでの観測成功

研究チームは、「せいめい望遠鏡」にIMONYを設置し、自転周期が約0.034秒の中性子星「かにパルサー」から発生する単発の光パルスを、その周期に同期して検出することに成功しました。この結果は、天体物理学における高時間分解能観測の可能性を実証するものであり、光の変化のメカニズム理解に新たな手がかりを提供しています。

産業応用への期待

IMONYの技術は、天体観測以外にも幅広く応用が期待されています。たとえば、材料の微細な光放出や、量子通信の検出、レーザー計測、高速バイオイメージングなど、微弱光を高速で捉える必要がある分野での利用が見込まれます。Daiphys Technologiesは、この技術を基盤として、産業用計測装置の開発にも貢献していくとしています。

技術の命名と研究発表

カメラ名「IMONY」は、山形県の郷土料理「芋煮」をモチーフとして名付けられました。本研究の成果は、日本科学雑誌『Publications of the Astronomical Society of Japan』の2026年3月18日付オンライン版に掲載されています。

項目 仕様
検出素子 GAPDアレイ(8×8ピクセル)
時間分解能 100ナノ秒
観測対象 かにパルサー(光学波長帯)
搭載望遠鏡 せいめい望遠鏡(京都大学岡山天文台)
IMONYの主要仕様

100ナノ秒の分解能で微弱光を捉える技術は、光学計測の常識を変える可能性を秘めています

Daiphys Technologiesは、物理・工学分野の先端技術に特化した研究調査会社として、このカメラの開発において試験装置設計や性能評価に貢献しました。宇宙開発や量子技術分野への展開も視野に入れ、今後の前景を広げています。

Ms.ガジェット
100ナノ秒で光の瞬間をとらえるカメラというのは、科学の観測精度を大きく引き上げる革命的なツールですね。

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