ブラザー工業株式会社の在ドイツ子会社であるBrother Internationale Industriemaschinen GmbHは、ドイツ・ヘッセン州バート・ホンブルク市にある工作機械のテクノロジーセンター「ブラザーテクノロジーセンターフランクフルト」を拡張移転しました。
今回の移転により、ショールームの延べ床面積は1,700平方メートル(ショールーム部分:720平方メートル)となり、従来比約2.5倍の規模となりました。これにより、ブラザーの工作機械SPEEDIO(スピーディオ)シリーズのほぼ全ラインアップの展示が可能となりました。
目次
拡張移転の概要
同施設は、工作機械の展示・加工実演、マーケティング活動、テクニカルサポート、各種セミナーの開催、テスト加工、およびサービスサポート活動などを行う拠点として活用されます。海外のテクノロジーセンターとしては、上海に次ぐ規模となります。

Ms.ガジェット工作機械の需要が高まる欧州市場に向けて、展示スペースを大幅に拡大したのは戦略的な対応ですね。
展示ラインアップ
拡張されたショールームには、SPEEDIOシリーズから9機種が展示されています。

| 機種名 | 特長 |
|---|---|
| S500Xd2-5AX | 5軸同時加工が可能な中型機 |
| S700Xd2-5AX/100T | 大型ワーク対応の5軸機 |
| W1000Xd2 | 大型部品加工向け横型マシニングセンタ |
| R650Xd1 40tools | 高剛性の多品種少量生産向け機 |
| U500Xd2-5AX/100T | ユニバーサル5軸機 |
| M200Xd1-5AX | コンパクト5軸機 |
| M300Xd1-5AX | 中型5軸機 |
| HU550Xd1-5AX | 高効率な横型5軸機 |
| デバリングセンターDG-1 | 自動デバリング装置 |
また、顧客が持ち込んだ部品を用いたテスト加工なども可能です。
欧州事業拡大への取り組み
欧州は工作機械市場において中国に次ぐ規模を持ち、自動車産業を中心に航空機や医療機器など多様な分野で需要が拡大しています。特に西欧では多品種少量生産のニーズが高まっている状況です。
ブラザーは2022年度以降、SPEEDIOの新シリーズ開発によるラインアップ刷新を推進し、現在は8シリーズ12機種を展開しています。中期戦略「CS B2027」では、欧州を産業機器事業の重点地域の一つに定め、販売拠点網の増強などを進めています。
Ms.ガジェット多品種少量生産ニーズに対応する機種を拡充し、現地サポート体制を強化することで、欧州市場での存在感を高める意向です。
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