英AVEVAの日本法人であるAVEVA株式会社は、英国時間2025年3月16日に、NVIDIAとの新たな協業を発表しました。この協業では、AIファクトリーと呼ばれる大規模データセンター向けに、物理・デジタルモジュールの迅速な展開を可能にするデジタルツインアーキテクチャを開発します。
協業の目的とアプローチ
本取り組みは、エンジニアリング・調達・建設(EPC)プロジェクトの手法を応用し、AIファクトリーの設計から運用までのライフサイクル全体を最適化することを目的としています。AVEVAの包括的なポートフォリオをNVIDIA Omniverse DSX Blueprintに統合することで、time-to-token(稼働開始までの時間)を短縮し、GPUの利用効率を最大化するとのことです。
Ms.ガジェット統合により実現する主要な価値
AVEVAは、自社ソリューションをOmniverse DSX Blueprintに組み込むことで、AIファクトリーのライフサイクル全体にわたり以下の価値を提供するとしています。
- AVEVA Unified EngineeringにOpenUSDベースのSimReadyアセットを取り込み、既存アセットの再利用や高精度データ活用を実現
- AVEVA Asset Information Managementによる単一の信頼できる情報源(Single Source of Truth)で、設計から運用までの変更管理をシームレスに実施
- AVEVA Process Simulationにより、液冷ネットワークのモデル化とシミュレーションを行い、冷却効率を最大化
- AVEVA PI SystemによりIT・OTデータを集約し、将来的にはNVIDIAのNV-Tesseractモデルと統合して大規模リアルタイム解析を実現
- AVEVA Operations Control / Unified Operations Centerで電気・機械・安全システムを統合管理し、根本原因分析の迅速化を支援
Ms.ガジェット戦略的パートナーとの連携体制
本協業は、AVEVAの戦略的パートナーであるSchneider ElectricおよびETAPと連携しながら進められます。これらのパートナーとともに、NVIDIA Omniverse DSX Blueprintを活用したAIファクトリーの設計・シミュレーション・建設・運用・最適化を包括的に推進する計画です。これは、AVEVAが多くの産業分野で培ってきた専門性をAIインフラ領域へ拡張するものです。
Ms.ガジェット両社代表者のコメント
AVEVA CPOのRob McGreevy氏は、「AIファクトリーは世界のデジタル経済を支える産業規模のエンジンへと進化しています。AVEVAとNVIDIAは、SimReadyアセット、NVIDIAハードウェア、データドリブンのインサイトを融合させ、未来のインテリジェント産業を設計・構築・AI最適化する新たなスケールを実現します」と述べました。
NVIDIAのAIインフラ担当バイスプレジデントVladimir Troy氏は、「ギガワット規模のAIファクトリーの増加に伴い、ライフサイクル全体を最適化する産業インテリジェンスが求められています。AVEVAのソフトウェアをOmniverse DSX Blueprintに統合することで、世界最先端のAIインフラの展開と効率化を加速します」とコメントしています。
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