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iWALKはどんなメーカー?どこの国?そんな疑問を解決します!

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モバイルバッテリーの分野で、コンパクトさと便利さを両立させた製品を展開する「iWALK」。Amazonや家電量販店、空港の売店でも見かけるため、世界的なブランドと感じる方も多いでしょう。

しかし、実際にはどこの国の会社が運営しているのかいつから市場に登場したのか、そしてどんな特徴を持っているのかはあまり知られていません。
ここでは、公開されている商標情報、公式沿革、そして最新の製品リコール情報までをもとに、iWALKとはどんなブランドかを整理します。

この記事を書いた人『Mr.ガジェット』
  • 紅白出場経験のあるミリオンシンガー小野正利氏に師事
  • Amebaチョイス・WEBメディアPicky’sの監修実績有
  • 一般社団法人クチコミマーケティング協会個人会員
よろしくお願いします!
目次

iWALKはどこの国?

iWALKの企業情報 U2O GLOBAL CO LTDは中国厦門市に本社を置き韓国と米国で世界的に事業を展開しています

iWALKは中国の企業

iWALKは、中国・厦門市に本社と工場を構えるU2O GLOBAL CO., LTD.(厦门广开电子有限公司)が展開するブランドです。
2003年の創業以来、モバイル電源関連製品を中心に事業を展開。中国のほか、韓国にデザインオフィス、米国に支社を持ち、製造は主に中国国内で行っています。

Ms.ガジェット

アメリカのブランドっぽいと思ってました!

Mr.ガジェット

外観やパッケージがグローバル仕様なのでそう見えますが、登記も製造も中国拠点です

iWALKの歴史

iWALKの歴史 創業からApple認証を取得しAmazonモバイルバッテリー部門で1位を獲得するまでの歩み
  • 2003年:創業(韓国の技術投資を受け、厦門に設立)
  • 2004年:「モバイル電源」の概念を中国で提案
  • 2005年:初代モバイル電源「i-UPシリーズ」を発売
  • 2008年:ブランド「iWALK」立ち上げ
  • 2009年:Apple認証取得の中国初モバイル電源発売/米国商標登録
  • 2011年:米国支社設立
  • 2012年:41か国に販売パートナー
  • 2013年:世界40か国以上で展開、各種アワード受賞
  • 2015年:中国移動(China Mobile)と提携
  • 2019年:Amazonモバイルバッテリー部門でトップ3
  • 2023年:Amazonモバイルバッテリー部門で1位
  • 2024年:iF & Red Dotデザイン賞受賞、Forbes掲載
  • 2025年5月29日:米国CPSCが「iWALK Magnetic Wireless Power Banks」を発火・やけどの危険でリコール発表(27,500台)

iWALKは2003年、中国福建省厦門市でU2O GLOBAL CO., LTD.として誕生しました。創業当初から携帯機器用の電源開発に注力し、2005年には中国初のモバイル電源シリーズ「i-UP」を発売。2008年にはブランド名をiWALKとして本格展開を開始しました。

Ms.ガジェット

“世界初”の直挿しバッテリーって本当ですか?

Mr.ガジェット

それはメーカー自身の主張で、公的な記録はありません。
ただ、2000年代から直挿し型を商品化していたのは確かです

その後、2009年にはApple認証取得モデルを発表し、同時期に米国商標を登録。2011年には米国支社を設立し、翌年には販売パートナーを世界41か国に広げ、国際市場での存在感を高めていきます。2013年には国際的なデザイン賞や業界賞を受賞し、知名度を一気に拡大しました。

近年では、2019年にAmazonモバイルバッテリー部門でトップ3入り、2023年には同部門で1位を獲得。さらにiFやRed Dotといった世界的デザイン賞も受賞し、技術力とデザイン性の両面で評価を受けています。

2025年に米国でリコール

重大な問題発生 CPSCによるリコール発表 発火やけどの危険性 火災報告 負傷者発生

しかし、2025年5月29日、米国CPSC(消費者製品安全委員会)はiWALK Magnetic Wireless Power Banksについて発火・やけどの危険性を指摘し、27,500台のリコールを発表しました。この出来事は、ブランドにとって安全性向上への重要な転機となりました。

Ms.ガジェット

リコールになるってどんなことがあったんですか?

Mr.ガジェット

15件の発火報告があり、うち10件の火傷の被害が報告されています。

Ms.ガジェット

え、激ヤバ

該当製品モデルは日本でも発売されてました。現在も販売されています↓

Ms.ガジェット

これ、大丈夫なんですかね?

Mr.ガジェット

対象のシリアルナンバーの製品を日本で販売してなかったからリコールせずに済んだのか、はたまた日本でまだ事故が起きてないだけなのか、、
真相はわかりません。

iWALKの特徴

Mr.ガジェット

長く続くブランドには、一貫した製品思想と市場戦略があります。iWALKの場合、その核は「携帯性と一体感」です。

製品面での特徴

iWALKの製品群は大きく3つに分類されます。

  1. 直挿し型(LinkMe/LinkPodシリーズ)
    スマートフォンの充電端子に直接接続できる小型バッテリー。ケーブル不要で使えるため、外出時の荷物を減らせます。
  2. ケーブル内蔵型(Scorpionシリーズ)
    LightningやUSB-Cケーブルを本体に格納し、複数規格のデバイスに対応。
  3. ワイヤレス・磁気吸着型
    MagSafe対応のようにスマートフォン背面に磁力で固定して充電。利便性は高いですが、今回のリコール製品もこのカテゴリに含まれます。

ブランド戦略での特徴

  • 国際的な商標保護:クラス9(電子機器)を中心に、米国・EU・アジア主要国で登録済み。
  • 多拠点展開:製造は中国、デザインは韓国、販売拠点は米国にも。
  • デザインと機能の両立:小型化と高出力化を両立する製品設計。
  • 受賞歴の活用:デザイン賞や展示会受賞をブランドの信用構築に活用。
Ms.ガジェット

同じiWALKって名前、医療機器にもなかったでしたっけ?

Mr.ガジェット

あります。米国のiWALKFree社が義足製品で使っていますが、区分も国も異なるため別商標として共存しています

まとめ

iWALKは、中国の厦門発のU2O GLOBAL CO., LTD.が展開するモバイルアクセサリーブランドで、2003年から20年以上にわたりグローバル市場に存在感を示してきました。

直挿し型やケーブル内蔵型など、携帯性に特化した製品設計で評価され、Amazonや国際展示会でも高い人気を誇ります。
一方、2025年の米国リコールは、安全性管理の重要性を世界に向けて突きつける出来事となりました。今後の展開は、デザイン・機能性・販売戦略に加え、品質と安全性の確保が大きな焦点となります。

Ms.ガジェット

私はあまりお勧めしません。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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