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セミヒューマノイドロボット「Nyokkey」のピッキングを支援
エウレカロボティックス株式会社は、川崎重工業が運営するロボットの学びの場「Kawasaki Robostage(東京・お台場)」において、同社のAI技術が採用されたと発表しました。セミヒューマノイドロボット「Nyokkey」が来場者の要望に応じて商品をピッキングするシステムにおいて、Eureka AI ビジョンシステムが中核的な役割を担っています。

本システムでは、Eureka 3DカメラとEurekaコントローラが連携し、ロボットの「目」と「脳」として機能します。来場者から商品購入のリクエストを受けると、システムが無線通信を通じて対象商品を認識し、ロボットが自律的に把持を行う仕組みです。
Ms.ガジェットロボットが自律的に商品をピッキングする様子を間近で見られるのは、非常に興味深い体験になりそうですね。
移動環境での高精度な位置認識を実現
本プロジェクトでは、移動型ロボット特有の課題であるキャリブレーション(調整)や、素材による認識の難しさが技術的なハードルとなっていました。Eurekaは以下の手法で課題を解決しています。

- 棚上方に固定した3Dカメラで基準座標系を取得し、ロボット側の位置ずれを補正
- ステレオカメラ方式を採用し、半透明素材や照度ムラのある環境でも安定した三次元計測を実現
特にステレオカメラ方式の採用により、プロジェクション方式では困難だった半透明リングの認識にも成功しています。これにより、移動環境下においても安定したピッキング作業が可能となりました。
Ms.ガジェット移動体と外部センサを高度に連携させることで、複雑な環境下でも安定した動作を実現している点は注目に値します。
多様なロボットに対応する柔軟なシステム
今回の採用は、川崎重工のパートナーである株式会社昭特製作所からの紹介をきっかけに決定しました。高難度の技術要件に対する解決策の提示だけでなく、産業用ロボット以外のセミヒューマノイドロボットにも統合できる汎用性が評価されています。

なお、本システムは2026年4月22日より「Kawasaki Robostage」にて公開されています。外部機器との連携によってロボットの知能を拡張する事例として、今後の活用範囲の拡大が注目されます。
Ms.ガジェット産業用以外のロボットにも柔軟に適用できるシステムという点は、将来的な応用可能性を感じさせますね。

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